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現実RAW

深淵の脈動
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  • 05/06/17:19

精神科通院日記

●睡眠薬及び抗うつ薬の処方量が上限に達した。
 転院する前も睡眠薬は処方量の上限だったし、加えてこれで頭(脳)が黙るだろうと言わんばかりに抗精神病薬も処方されていたけれど、抗うつ薬の処方は最低限の量で、ころころと抗うつ薬の種類も変わっていくというパターンだった。
 翻って転院してからは、睡眠薬の処方量は上限のままに、抗うつ薬も処方されている。現在の主治医は抗うつ薬は一定量を一定期間服用し続けなければ効果が得られにくいという考えのようす。
 抗うつ薬はSNRIのサインバルタで20mgからスタートして徐々に増加して約6ヶ月後の最近になって最大処方量の60mgにまで到達した。一定期間というのは今ひとつ個人差や副作用の観点からハッキリしないけど、自分に関してはこの分だと2015年度はサインバルタ60mgがずっと処方されていきそうな感じがする。
 

 睡眠薬はフルニトラゼパム(サイレース、ビビットエース等が先発薬)と頓服として非ベンゾジアゼピン系のルネスタ2mg。ルネスタはマイスリー10mgよりは効果があるけど、アモバン10mgと比較すると若干落ちるような実感。ルネスタはアモバンよりも作用時間は長いはずだけど、アモバンとたいして変わらないようにも思う。ルネスタの苦味はアモバンよりは少ない感じで翌日にも残っている気はしないけど、自分の知覚は何年間も狂っているから実際には苦味が存在しているのに知覚で捉えられていないだけなのかもしれない。心身の様々な不快感は増しているのに、心地良い感覚からは切断されているので脳の脳幹も視床下部も大脳辺縁系も前頭前野も
ホメオスタシス機能を成しちゃいない。そうは言っても脳の状態を可視化して検査することも治療法も確立してないのが現代医学だから、個人的な訴えでしかないのかもしれない。
 と、これだけベンゾジアゼピン系睡眠薬と非ベンゾジアゼピン系睡眠薬を服用しても感覚を司るセンサーが故障しているので、眠気という感覚を感じて寝付けるわけでもなく、眠ったという実感がないままにとりあえず睡眠時間は確保されているらしいという現状。だから、目覚めで頭の調子はさほど回復しておらず、毎日気分には接触不良でブレーカーがダウンしているよう。昔のように気の巡りは訪れず、今にも死にそうなヨボヨボのヨレヨレの体でただただ時を台無しにして生きているだけのメンタル失調した後期ヒキニートである。

 ただそれでも、去年はフィジカルの方も四六時中救急車を呼びたいくらいの苦痛に襲われて呼吸器など上半身がとにかく苦しかったという最悪の症状は落ち着きつつある。それでも、これから暑くなってくると、あのなにもしていないのに苦しくて安静に横たわっているだけの生活になってしまうのではないかという予期不安はあるし、既に頭の炎症や動悸など自立神経の失調が目立ってきているので尚更心配。
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病名は全身性労作不耐疾患(SEID)に

なんでも日本の精神医学では病名として認定されていない、従来からある慢性疲労症候群と線維筋痛症と脳脊髄液減少症とかいう不眠や体調不良を伴う治療法の確立されていない疾病は全身性労作不耐疾患(SEID)という名前で統一しようと提案されているらしい。
 と、メモ程度にそれだけの話。

 こういう病は不眠や鬱状態とかの精神症状が強いから患者は精神科、心療内科を受診して睡眠薬・抗不安薬・抗うつ薬・抗精神病薬なんかを処方されて服用してるんだけど、典型的な大うつ病のように一定量・一定期間抗うつ薬を服用しても寛解しにくかったり、うつ病だと診断されずにベンゾジアゼピン系ばっかり処方・服用を何年間も続けているうちに全身性労作不耐疾患(SEID)のような症状になってしまう気がするんだけどね。まぁ、これは自分の場合はこんな感じだというだけの主観的な思い込みかもしれないけど。
 いずれにせよ、脳が炎症しているのが特徴らしいから精神障害のカテゴリでいいと思うけど、精神医学では今のところ身体表現性障害という用語を使っている感じかな。

 でも、自分の場合、精神科や精神科病院でも脳の炎症を検査することはできないと言われているから、慢性疲労症候群の権威の倉恒弘彦教授や理化学研究所でも行かない限り検査してもらうのは無理な気が。

 はるばる行って検査してもらっても、得られるものも少ないだろうし、そんなエネルギーあったら苦労はしない。

メンタル弱者の単なるlog

○通院・服薬日記:処方されている薬に変化はなし。
 現在は眠剤としてフルニトラゼパム(サイレース)2mg、頓服ゾピクロン(アモバン)10mg、デュロキセチン(サインバルタ)50mgのまま。ただ、ジェネリックから先発薬に変えてもらった。どうもジェネリックは効果が実感しにくいものが自分ではあったので。さらに非ベンゾジアゼピン系のゾピクロンは硬い。硬いと割って減薬が難しいという問題があるのだ。ベンゾジアゼピン系に関しては手で普通に割れるし口に入れると水で飲む前に口の中で溶け出してしまうくらいなんだけど、非ベンゾジアゼピン系はマイスリーもルネスタも全般的に硬いのでその辺は対照的になっている。薬理作用的にはω2受容体に作用するかしないかだけで、GABA A受容体のω1受容体に作用するという点では同じだから不思議ではある。
 ゾピクロンもアモバンみたいに長方形の形なら2つに割れやすいのだけど、円形なものだからカチカチで割れやしない。
 ここらへんは製薬会社の人では意識しないのだろうけど、睡眠薬なんか飲みたくない、減薬したい、いつかは断薬して自然に眠れるようになりたいと切実に願いながら不本意に飲み続けるしかないメンタル失調者にとっては重要なポイントとなるんだ。

 現状、ベンゾジアゼピン系睡眠薬、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬ともに減薬にも全く進展が無い。先日、ベンゾ系を長期間飲んでるとアルツハイマーのリスクが高まるとの記事をデータで見て、戦々恐々したので減らそうとしたが、フルニトラゼパムを0.5mg減らしただけでもさっぱり寝付けないし、翌日も腑抜けかつ耐性離脱的パニック発作寸前みたいな体調の悪さに見舞われ為、僅かの減薬にも失敗したのだった。

 サインバルタは今年ずっと飲み続けているが、医師によると20や30mgは飲んだうちにカウントしていないらしく、50mg飲んでる今の状態から最大処方量の60mgにまで増やしてから最低半年は続けてみないと、抗うつ薬は効いている効いていないの判断基準に達しないということだった。これが抗うつ薬による一般的な治療法だそうである。
 抗うつ薬はベンゾ系睡眠薬のようにアルツハイマー型認知症のリスクが高まるだとか不安障害や身体表現性障害と区別がつかないような離脱症状が出てくるという話はあんまり耳にしないけど、薬の医療情報サイトで検索すると全部劇薬とあるし、やったら副作用がぞろぞろ書いてあるので飲みたくないのだけど、昔あった、身体感覚、身体操作、生体リズムなどを蘇らせて生を謳歌したいので飲むしか手段がない。

 ○オレキシン受容体阻害薬のスボレキサント(ベルソムラ)半減期11.5時間 用量15-20mgに関しては、通院している精神科および隣接する薬局では取扱っておらず、今後も予定は無いとの返答だった。なんでもこの新薬は他の向精神薬との併用での副作用などまだ未知の部分が多く、何十年と処方されているベンゾジアゼピン系睡眠薬より安全性が高いと立証されていると必ずしもは言えないなどの理由で病院の方で取り扱いを見送っているらしい。
 メラトニン受容体作用薬のロゼレムに関してもロゼレム単体で処方するのが一般的らしく、抗うつ薬を服用している患者に併用して処方することは当院では行っていないとのことだった。併用すると代謝回路での酵素がカツカツになってしまうみたいな説明だった。
 たぶん、他にも理由はあるかな。精神医学的にみてうつ病や不安症の類は不安感・恐怖感が高くてGABAの神経回路が正常に働いていないからそうなっているとかの理論からベンゾジアゼピン系が適しているとか。
 おそらく、ベルソムラにしてもロゼレムにしても、既にベンゾジアゼピン系薬剤を服用している患者には処方されず、この新薬が登場してから不眠に悩むようになっている患者に対して単体で処方される代物なんだろう。
 ベンゾジアゼピン系睡眠薬からの減薬・断薬を試みているメンヘラとしては残念な限りで途方に暮れる。

 というわけで、ベンゾジアゼピン系睡眠薬や非ベンゾジアゼピン系睡眠薬からGABA以外の受容体に作用する他の睡眠薬の処方は不可能ということが判明してがっかりである。

 では精神科以外の一般内科でロゼレムやベルソムラを処方してもらえばいいのかというと、これも制度上ダメらしい。
 ただ、鼻炎や蕁麻疹などアレルギーがあった場合は皮膚科やアレルギー科で抗ヒスタミン薬は処方してもらえるとの説明も受けた。つまり、花粉症とかもあるメンタル失調者は抗ヒスタミン作用のあるアタラックスなどの薬を服用することで、副作用の眠気や精神安定作用によってベンゾジアゼピン系睡眠薬の減薬・断薬を試みることはなんら問題ないということなんだ。
 とはいえ、ベンゾジアゼピン系は抗コリン作用はほとんど無いらしいけど、抗ヒスタミン薬など受容体を阻害する作用を持つ薬には抗コリン作用という副作用が少なかれあるので、そこんとこも理解しとく必要があるかな。はぁ、人類に標準搭載された機能として薬なんか飲まずに普通に眠って日中も心身健全に活動して社会参加できれば嬉しいのだけど。

不眠症の睡眠薬断薬は可能なのか?

断薬後も消えない症状(読売新聞の医療サイトの佐藤記者の記事)

読売新聞は購読していないし、ネットでも特に見ないけど、内海聡医師の名前を知ったのはどこかの飲食店か病院で読売新聞を手にとった時だったかもしれない。まぁ、3、4年前のことだからよく覚えてないけど。
 さて、上記リンク先にあるようなベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬の副作用や離脱後にも残る症状についてはそれなりに耳にしたことがあるけれど、改めて情報を目にすると体が震えて髪も逆立ち鳥肌が立ってくる。なんせ、何年間もベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬を服用続けているんだから。しかも、離脱・減薬を試みては失敗し、超絶死ぬほど体調悪くてここ一年くらいは処方量の最大レベルまで服用しているんだから。

 Q なぜ、睡眠薬の副作用を止められないのか?
 A 睡眠薬を飲まないと眠れないし飲んでもほとんど眠れないし、日中も調子が悪いから。

自分の場合はこれが主な理由で止められない。飲んで眠気を感じて眠れている状態なら減薬・離脱に成功できたかもしれないけど、飲んでも眠気が来ない、でも飲まないと全く眠れなくて翌日全くなんにもできない状態になって心身の調子が悪いから睡眠薬を飲んででも多少の睡眠を確保しなくてはならないという状況になってしまうと、どうやって減薬していいのか分からなくなる。

 加えて、睡眠薬を速やかに断薬すると離脱症状が強烈に出てきて、これがパニック発作やセロトニン症候群と区別が付かない。特にパニック障害や抗うつ薬を服用している状況だと、自分でも医師でも区別が難しいし、とにかく苦しい。
 他にも記事にあるように不安、恐怖、不眠、吐き気、目のまぶしさ、耳鳴り、頭痛、筋肉のけいれんなどの離脱症状も慢性化してくるから、不安症やうつ病、身体表現性障害などと区別ができなくなってくる。精神科医は不安や不眠を訴えて訪れる患者にアルツハイマー発症のリスクやさまざまな離脱症状が起きたり、依存・耐性の情報を伝えて不安を煽ることはしないし、そんなことを告げて処方したら抗不安薬を飲んでもプラセボ効果さえ感じれなくなりかねないからね。
 
 不眠症の睡眠薬を止めるのは本当に難しい。人間が眠らなくても心身に支障をきたさない生き物ならなんのもんだいもなく服用を止められるけれど、睡眠は食事や排泄と同等に必須の生理活動なんだから、それなしでは生きていくのは不可能なんだ。
 不眠ではなく不安が主体で抗不安薬を飲んでいる人は不安感という感覚が正常に機能しているだけあって、減薬や離脱に成功して社会復帰に成功している人もいるらしいから、不眠を伴わないけれど、ベンゾ系薬剤を服用している人なら止めやいらしい。

 ベンゾジアゼピン系は処方制限もされるようになってるし、情報社会ゆえにリスクの認知度も随分上昇していると思う。それなら、ベンゾジアゼピン系以外の薬やサプリメントで眠れば良いじゃないかと発想するけど、そこにまだ辿り着けていないでいる。ベンゾジアゼピン系睡眠薬とたいして薬理作用が変わらない非ベンゾジアゼピン系のゾピクロンやマイスリーやルネスタに切り替えるのが精一杯かなと。
 メラトニン受容体に作用するロゼレムはうつ病や不安症の患者は脳で起こっている考えられる病気の原因と薬理作用が違うからというような理由で処方してもらえていないので、今後もロゼレムは処方してもらえないと思う。サプリメントのメラトニンは5mgを飲んでみたものの、効果は実感できなかったという残念な感想しか出てこない。

 抑制系神経のGABAとメラトニンに作用する薬以外の方法だとその他の神経伝達物質の受容体を阻害してやれば眠れるというのもあるけど、なんか心身使い物にならない感じしかしなかった。
 抗精神病薬の中の非定型精神病薬のセロクエルなんぞ、短時間作用と言われるわりには、46時中とろとろになってしまった。
 抗ヒスタミン薬はメジャートランキライザーの抗精神病薬よりも作用も副作用も脳内ではあんまり感じなかった。まぁ受容体阻害する系は抗コリン作用の副作用を持つことが多いので、そっちは実感した。

 他に抗うつ薬も不眠改善の為に処方されることがあるけど、アンデプレ(デジレルなどトラゾドン)では体調悪化してしまったし、リフレックスはベンゾ系睡眠薬よりも自然な眠気を実感できたが作用時間が長すぎて翌日も傾眠が酷くて処方停止になってしまった。短時間作用のリフレックスのようなNaSSAの登場が待たれるところ。

 新薬のオレキシン受容体阻害薬のスボレキサント(商品名ベルソムラ)については主治医の精神科医もまだよく知らないらしく、ここんとこ一ヶ月以上調査中みたいにすっぽかされて終わってるので、そろそろ処方願いたいところ。

 というわけで、GABA受容体に作用するベンゾジアゼピン系抗不安薬・睡眠薬が如何に長期的に服用するものではないかということは分かって、その代替となりうる可能性がある薬もちょいちょい存在することまでは分かっても、切り替えが難しいし、ベンゾ系は体内で依存・耐性ができるという細胞の適応能力のスピードからも分かるように劇薬では無いけれど、受容体を阻害するタイプの向精神薬は劇薬が多いし副作用も多くて日中のパフォーマンスに支障が出やすいものもあって一長一短。

 メンタル失調していない健常者なら、夜はブルーライトを浴びないようにするとか、寝る3時間前には夕食を済ませるとか、心身リラックスできるようアロマやエアコンなど環境を整えるとか、ウォーキングなど運動をしてみる、午後のカフェインは控える、規則正しい生活を心がける云々で不眠改善できるのだろうさ。サプリメントも追加しても良いかもしれない。
 
 ところが、慢性的に体調が悪くて少し体を動かせば全身が痛くてたまらない、呼吸も摂食も辛いという慢性疲労症候群や線維筋痛症や脳脊髄液減少症のような症状まで出始めると世間の常識的対応がてんで通じない。目を開けているだけで頭から全身まで神経が乱れて苦痛にもがくようにもなってきてるし、いやはやテレビもネットもデジカメもまともに向かい合えやしない。ずーっと目を閉じて心も閉ざしていたいんだ。

記録:サインバルタ4ヶ月

メンタル失調者の記録です。
○サインバルタを処方され服用から4ヶ月が過ぎた。
20mgから始まって50mgへと増量されている。
20mg→30mg→40mg→50mgとの推移。今後最大処方量60mgまで増えるのかもしれない。最低6ヶ月は続けてみましょうと言われているので梅雨時に入ってもサインバルタを飲み続けているだろう。はぁ、劇薬なのでこんな大容量を長期的に服用したいわけがない。

 ○説明する必要も無い気もするけどサインバルタ(デュロキセチン)という抗うつ薬は一般的なSSRIではなくSNRIと呼ばれる区分に属していて、セロトニン及びノルアドレナリンのトランスポーターへの再取り込みを阻害することで抗うつ効果を発揮するとされているとのこと。
 一般的な抗うつ薬と同じく2週間以上連続して服用していると効果が発揮されてくる大山びこ方式みたいな説明になっているが、毎回のことどの抗うつ薬でも2週間や3週間でみるみる改善してメンタル失調全般が復活したという経験は自分には無いし、今回のサインバルタも無かった。

 副作用:サインバルタの副作用は検索するとたんまりヒットする。だが、SSRIと同じようにセロトニンの再取り込みを阻害するからSSIRの副作用もばっちりあるわけではないらしい。特にSSRIだと副作用に脱毛(禿げてくる)がみられることがあるらしいけれども、サインバルタではその副作用はほぼ無いらしいが、完全に無いわけでもないらしい。「脱毛・ハゲる・抗うつ薬・SSRI」なんかで検索すると掲示板やらブログやら知恵袋で脱毛に悩んでいる方々が集われていると思う。

 サインバルタの副作用で個人的に困っているのが不眠症の悪化と下痢。割りとジェイゾロフトでも同じような副作用に苦しんでいた気がする。まぁ、過敏性腸症候群の方は困るけど何日も便秘で出ずに臭いおならばっかりでるよりはましかもしれない。
 不眠症はベンゾジアゼピン系睡眠薬のフルニトラゼパム2mgと頓服としてゾピクロン10mgを処方されているけれど、効かなくて残念過ぎる。眠気という感覚が失われてたままだ。むろん、ベンゾジアゼピン系の断薬・減薬・離脱の夢など1万光年くらい彼方へと遠のいてしまっている。
 リフレックスという抗うつ薬には心地良い自然な眠気を感じさせる作用があったのだけど、リフレックスとサインバルタを両方処方すると、作用副作用の見極めが難しくなってしまうらしくて叶わない。

 ○身体表現性障害とか疼痛性障害などと区分されるようだけど、肩甲骨辺りはずっと痛い。全身に力が入らないので全身の関節も痛い。
 昔のように身体感覚に正常に接続しているという感じ、気が通っているという感じ、気分が普通という感じ、それらは失われたままだ。この症状はこれで離人症などと呼ばれるのだろうけど、個人的にはベンゾジアゼピン系薬剤の影響が大きいような気がしている。とにかく離人症のような状態なので身体操作がスムーズに滞り無く行えない。なにかしら活動すると、静止していても心身が苦しくなる。
 こんな状態が何年も続くものだから筋力や体力どころじゃない。慢性的に右後頭部も頭痛がしているもんだから脳脊髄液減少症かとも思ったりする。
 が、こういった様々な症状の検査は精神科では出来ないらしいし、○○症とか群とか付くのは医学的に症状の原因が明確特定されておらず治療法も確立されていないらしいし、どこかで慢性疲労症候群や脳脊髄液減少症や線維筋痛症の研究・治療を行っていたとしても通院するのは無理に決まっている。

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少し前、NHKのとある番組で慢性疲労症候群みたいな感じで車椅子に乗って弱り切ったアメリカ人女性が健全な人間の大便を水か何かの液体で薄めてから肛門に浣腸したら翌日、元気ハツラツという映像を流していた。なんでも腸には1億個ほど神経細胞があるんだけど、その働きに腸内細菌叢が関与していて、腸内細菌を入れ替えると自立神経や脳の神経細胞にまでシグナルが到達して元気になったりするんだとか。
 肝心の女性の病名が分からなかったし、あまりにもアバウトな治療法が全然西洋医学っぽくなくて、古代世界の禁じられた密議でも見ているかのようだったので腑に落ちることは無かった。
 腸内細菌は入れ替わるものだから、一度の治療でよくなるのかも疑問だった。
 腸内フローラとかいう呼び方をしていたけれど、この領域は重要だけど未知なので検索して情報を閲覧しても途中経過など断片的で曖昧なものしか掴めない気がするからうんちでメンタル失調まで治そうという奇跡は夢でみることにしよう。時は今ではない。
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