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不眠症の睡眠薬断薬は可能なのか?
断薬後も消えない症状(読売新聞の医療サイトの佐藤記者の記事)
読売新聞は購読していないし、ネットでも特に見ないけど、内海聡医師の名前を知ったのはどこかの飲食店か病院で読売新聞を手にとった時だったかもしれない。まぁ、3、4年前のことだからよく覚えてないけど。
さて、上記リンク先にあるようなベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬の副作用や離脱後にも残る症状についてはそれなりに耳にしたことがあるけれど、改めて情報を目にすると体が震えて髪も逆立ち鳥肌が立ってくる。なんせ、何年間もベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬を服用続けているんだから。しかも、離脱・減薬を試みては失敗し、超絶死ぬほど体調悪くてここ一年くらいは処方量の最大レベルまで服用しているんだから。
Q なぜ、睡眠薬の副作用を止められないのか?
A 睡眠薬を飲まないと眠れないし飲んでもほとんど眠れないし、日中も調子が悪いから。
自分の場合はこれが主な理由で止められない。飲んで眠気を感じて眠れている状態なら減薬・離脱に成功できたかもしれないけど、飲んでも眠気が来ない、でも飲まないと全く眠れなくて翌日全くなんにもできない状態になって心身の調子が悪いから睡眠薬を飲んででも多少の睡眠を確保しなくてはならないという状況になってしまうと、どうやって減薬していいのか分からなくなる。
加えて、睡眠薬を速やかに断薬すると離脱症状が強烈に出てきて、これがパニック発作やセロトニン症候群と区別が付かない。特にパニック障害や抗うつ薬を服用している状況だと、自分でも医師でも区別が難しいし、とにかく苦しい。
他にも記事にあるように不安、恐怖、不眠、吐き気、目のまぶしさ、耳鳴り、頭痛、筋肉のけいれんなどの離脱症状も慢性化してくるから、不安症やうつ病、身体表現性障害などと区別ができなくなってくる。精神科医は不安や不眠を訴えて訪れる患者にアルツハイマー発症のリスクやさまざまな離脱症状が起きたり、依存・耐性の情報を伝えて不安を煽ることはしないし、そんなことを告げて処方したら抗不安薬を飲んでもプラセボ効果さえ感じれなくなりかねないからね。
不眠症の睡眠薬を止めるのは本当に難しい。人間が眠らなくても心身に支障をきたさない生き物ならなんのもんだいもなく服用を止められるけれど、睡眠は食事や排泄と同等に必須の生理活動なんだから、それなしでは生きていくのは不可能なんだ。
不眠ではなく不安が主体で抗不安薬を飲んでいる人は不安感という感覚が正常に機能しているだけあって、減薬や離脱に成功して社会復帰に成功している人もいるらしいから、不眠を伴わないけれど、ベンゾ系薬剤を服用している人なら止めやいらしい。
ベンゾジアゼピン系は処方制限もされるようになってるし、情報社会ゆえにリスクの認知度も随分上昇していると思う。それなら、ベンゾジアゼピン系以外の薬やサプリメントで眠れば良いじゃないかと発想するけど、そこにまだ辿り着けていないでいる。ベンゾジアゼピン系睡眠薬とたいして薬理作用が変わらない非ベンゾジアゼピン系のゾピクロンやマイスリーやルネスタに切り替えるのが精一杯かなと。
メラトニン受容体に作用するロゼレムはうつ病や不安症の患者は脳で起こっている考えられる病気の原因と薬理作用が違うからというような理由で処方してもらえていないので、今後もロゼレムは処方してもらえないと思う。サプリメントのメラトニンは5mgを飲んでみたものの、効果は実感できなかったという残念な感想しか出てこない。
抑制系神経のGABAとメラトニンに作用する薬以外の方法だとその他の神経伝達物質の受容体を阻害してやれば眠れるというのもあるけど、なんか心身使い物にならない感じしかしなかった。
抗精神病薬の中の非定型精神病薬のセロクエルなんぞ、短時間作用と言われるわりには、46時中とろとろになってしまった。
抗ヒスタミン薬はメジャートランキライザーの抗精神病薬よりも作用も副作用も脳内ではあんまり感じなかった。まぁ受容体阻害する系は抗コリン作用の副作用を持つことが多いので、そっちは実感した。
他に抗うつ薬も不眠改善の為に処方されることがあるけど、アンデプレ(デジレルなどトラゾドン)では体調悪化してしまったし、リフレックスはベンゾ系睡眠薬よりも自然な眠気を実感できたが作用時間が長すぎて翌日も傾眠が酷くて処方停止になってしまった。短時間作用のリフレックスのようなNaSSAの登場が待たれるところ。
新薬のオレキシン受容体阻害薬のスボレキサント(商品名ベルソムラ)については主治医の精神科医もまだよく知らないらしく、ここんとこ一ヶ月以上調査中みたいにすっぽかされて終わってるので、そろそろ処方願いたいところ。
というわけで、GABA受容体に作用するベンゾジアゼピン系抗不安薬・睡眠薬が如何に長期的に服用するものではないかということは分かって、その代替となりうる可能性がある薬もちょいちょい存在することまでは分かっても、切り替えが難しいし、ベンゾ系は体内で依存・耐性ができるという細胞の適応能力のスピードからも分かるように劇薬では無いけれど、受容体を阻害するタイプの向精神薬は劇薬が多いし副作用も多くて日中のパフォーマンスに支障が出やすいものもあって一長一短。
メンタル失調していない健常者なら、夜はブルーライトを浴びないようにするとか、寝る3時間前には夕食を済ませるとか、心身リラックスできるようアロマやエアコンなど環境を整えるとか、ウォーキングなど運動をしてみる、午後のカフェインは控える、規則正しい生活を心がける云々で不眠改善できるのだろうさ。サプリメントも追加しても良いかもしれない。
ところが、慢性的に体調が悪くて少し体を動かせば全身が痛くてたまらない、呼吸も摂食も辛いという慢性疲労症候群や線維筋痛症や脳脊髄液減少症のような症状まで出始めると世間の常識的対応がてんで通じない。目を開けているだけで頭から全身まで神経が乱れて苦痛にもがくようにもなってきてるし、いやはやテレビもネットもデジカメもまともに向かい合えやしない。ずーっと目を閉じて心も閉ざしていたいんだ。
読売新聞は購読していないし、ネットでも特に見ないけど、内海聡医師の名前を知ったのはどこかの飲食店か病院で読売新聞を手にとった時だったかもしれない。まぁ、3、4年前のことだからよく覚えてないけど。
さて、上記リンク先にあるようなベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬の副作用や離脱後にも残る症状についてはそれなりに耳にしたことがあるけれど、改めて情報を目にすると体が震えて髪も逆立ち鳥肌が立ってくる。なんせ、何年間もベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬を服用続けているんだから。しかも、離脱・減薬を試みては失敗し、超絶死ぬほど体調悪くてここ一年くらいは処方量の最大レベルまで服用しているんだから。
Q なぜ、睡眠薬の副作用を止められないのか?
A 睡眠薬を飲まないと眠れないし飲んでもほとんど眠れないし、日中も調子が悪いから。
自分の場合はこれが主な理由で止められない。飲んで眠気を感じて眠れている状態なら減薬・離脱に成功できたかもしれないけど、飲んでも眠気が来ない、でも飲まないと全く眠れなくて翌日全くなんにもできない状態になって心身の調子が悪いから睡眠薬を飲んででも多少の睡眠を確保しなくてはならないという状況になってしまうと、どうやって減薬していいのか分からなくなる。
加えて、睡眠薬を速やかに断薬すると離脱症状が強烈に出てきて、これがパニック発作やセロトニン症候群と区別が付かない。特にパニック障害や抗うつ薬を服用している状況だと、自分でも医師でも区別が難しいし、とにかく苦しい。
他にも記事にあるように不安、恐怖、不眠、吐き気、目のまぶしさ、耳鳴り、頭痛、筋肉のけいれんなどの離脱症状も慢性化してくるから、不安症やうつ病、身体表現性障害などと区別ができなくなってくる。精神科医は不安や不眠を訴えて訪れる患者にアルツハイマー発症のリスクやさまざまな離脱症状が起きたり、依存・耐性の情報を伝えて不安を煽ることはしないし、そんなことを告げて処方したら抗不安薬を飲んでもプラセボ効果さえ感じれなくなりかねないからね。
不眠症の睡眠薬を止めるのは本当に難しい。人間が眠らなくても心身に支障をきたさない生き物ならなんのもんだいもなく服用を止められるけれど、睡眠は食事や排泄と同等に必須の生理活動なんだから、それなしでは生きていくのは不可能なんだ。
不眠ではなく不安が主体で抗不安薬を飲んでいる人は不安感という感覚が正常に機能しているだけあって、減薬や離脱に成功して社会復帰に成功している人もいるらしいから、不眠を伴わないけれど、ベンゾ系薬剤を服用している人なら止めやいらしい。
ベンゾジアゼピン系は処方制限もされるようになってるし、情報社会ゆえにリスクの認知度も随分上昇していると思う。それなら、ベンゾジアゼピン系以外の薬やサプリメントで眠れば良いじゃないかと発想するけど、そこにまだ辿り着けていないでいる。ベンゾジアゼピン系睡眠薬とたいして薬理作用が変わらない非ベンゾジアゼピン系のゾピクロンやマイスリーやルネスタに切り替えるのが精一杯かなと。
メラトニン受容体に作用するロゼレムはうつ病や不安症の患者は脳で起こっている考えられる病気の原因と薬理作用が違うからというような理由で処方してもらえていないので、今後もロゼレムは処方してもらえないと思う。サプリメントのメラトニンは5mgを飲んでみたものの、効果は実感できなかったという残念な感想しか出てこない。
抑制系神経のGABAとメラトニンに作用する薬以外の方法だとその他の神経伝達物質の受容体を阻害してやれば眠れるというのもあるけど、なんか心身使い物にならない感じしかしなかった。
抗精神病薬の中の非定型精神病薬のセロクエルなんぞ、短時間作用と言われるわりには、46時中とろとろになってしまった。
抗ヒスタミン薬はメジャートランキライザーの抗精神病薬よりも作用も副作用も脳内ではあんまり感じなかった。まぁ受容体阻害する系は抗コリン作用の副作用を持つことが多いので、そっちは実感した。
他に抗うつ薬も不眠改善の為に処方されることがあるけど、アンデプレ(デジレルなどトラゾドン)では体調悪化してしまったし、リフレックスはベンゾ系睡眠薬よりも自然な眠気を実感できたが作用時間が長すぎて翌日も傾眠が酷くて処方停止になってしまった。短時間作用のリフレックスのようなNaSSAの登場が待たれるところ。
新薬のオレキシン受容体阻害薬のスボレキサント(商品名ベルソムラ)については主治医の精神科医もまだよく知らないらしく、ここんとこ一ヶ月以上調査中みたいにすっぽかされて終わってるので、そろそろ処方願いたいところ。
というわけで、GABA受容体に作用するベンゾジアゼピン系抗不安薬・睡眠薬が如何に長期的に服用するものではないかということは分かって、その代替となりうる可能性がある薬もちょいちょい存在することまでは分かっても、切り替えが難しいし、ベンゾ系は体内で依存・耐性ができるという細胞の適応能力のスピードからも分かるように劇薬では無いけれど、受容体を阻害するタイプの向精神薬は劇薬が多いし副作用も多くて日中のパフォーマンスに支障が出やすいものもあって一長一短。
メンタル失調していない健常者なら、夜はブルーライトを浴びないようにするとか、寝る3時間前には夕食を済ませるとか、心身リラックスできるようアロマやエアコンなど環境を整えるとか、ウォーキングなど運動をしてみる、午後のカフェインは控える、規則正しい生活を心がける云々で不眠改善できるのだろうさ。サプリメントも追加しても良いかもしれない。
ところが、慢性的に体調が悪くて少し体を動かせば全身が痛くてたまらない、呼吸も摂食も辛いという慢性疲労症候群や線維筋痛症や脳脊髄液減少症のような症状まで出始めると世間の常識的対応がてんで通じない。目を開けているだけで頭から全身まで神経が乱れて苦痛にもがくようにもなってきてるし、いやはやテレビもネットもデジカメもまともに向かい合えやしない。ずーっと目を閉じて心も閉ざしていたいんだ。
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