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現実RAW

深淵の脈動
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青春リアル

先日うっかりNHKの青春リアルなる番組を見てしまった。
いつものようにテレビのリモコンを持って当ても無くランダムに一通り見たら切る予
定だったのだが・・・。
その番組はなにやら20代の若者たちが日常の悩みらやをメールのやり取りで語り合うってな内容であったが、そのなかの一人のfuchikoなる人物にぬむっとマイセンサーが反応してしまったので見てしまったのであった。
そのfuchikoなる人物は23歳の女性で無職であるとのことだった。
と、その無職という点が自分と共通していたので関心を持ったのだが、その無職になるまでの生い立ちは僕とは全然違うし、普通にテレビに出演して日常生活まで披露しているのだから精神面では”ひきこもり”とは言えないわけで、その点でも心身共にひきこもりたる僕とは随分違う無職であった。
僕の場合の無職に至るまでの過程は学生→正社員→病気で退職→就活は一応してるっぽいけどバイトでも全然雇ってくれる所無くて無職なニート・ひきこもり というルートなわけで、そのへんの挫折と絶望の度合いが違う感じだ。
fuchikoさんは夢を実現できるだけの能力が自分には足りないと思って家でぼんやりと日常を過ごしている。テレビの取材を受けて喋れるくらいだから人と接するのが苦手とかコミュニケーション能力が低すぎるということは無いわけで、選ばなければコンビニでバイトくらいは出来るだろう。おそらく、テレビの前で自分のありのままを曝け出したことで今後も連鎖的に外へのアクションを行っていくことになるだろう。
そんなわけで、僕と比較すればそんなに重症ではない無職ってわけだ。fuchikoさんは世界とシンクロしようと手を伸ばし繋がりを得た。乖離ではなく調和の中へ向かう移動がどれほどの動力を持つのか僕はぼんやりと乖離した眼差しで気まぐれに見守ろう。
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