忍者ブログ

現実RAW

深淵の脈動
04 2024/05 1 2 3 45 6 7 8 9 10 1112 13 14 15 16 17 1819 20 21 22 23 24 2526 27 28 29 30 31 06

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 05/18/17:09

プロトレックが欲しい

以前使っていたプロトレックというカシオの時計が壊れて5年くらいになる。前使っていたプロトレックはソーラー発電タイプだったけども買ってから4年くらいで壊れてしまった。
 というわけで、ソーラーは永久不滅のようで以外にあっさり他界してしまうらしかった。だからまぁ、電池交換モデルの方が案外良いのかもしれない。とは言え、カシオの時計は今や大多数がソーラーモデルになってしまっているから電池交換モデルを探すほうが難しいことになっている。
 そんなこんなでちょっと、気になるお値打ちのプロトレックを探してみた。国内産よりも格段に海外逆輸入モデルの方が安かったです。
 
 特にトレッキングをする元気もないような生態をしているのだけど、なんというかGショックもそうだけど、この逞しい精悍な時計を腕に巻くと心なしか力が湧いてくるような気がしてくる。プロトレックならGショックよりも機能が豊富だからちょっと冒険心もそそられる。もっともプロトレックはトリプルセンサーなどを搭載している分、Gショックよりも大きくなってシンプルな時計の範疇から飛び出ているから日常で付けるには慣れがいるかもしれない。

 今のところ、スマホにはプロトレックにあるようなトリプルセンサーを搭載したモデルは登場していないけれども、もしスマホで方位や高度まで計測し大きなモニターで分かりやすく解説・表示するようになってしまったらプロトレックもちょっとピンチかもしれない。まぁ、腕時計が携帯電話の登場で完全に淘汰されないのはパッと一瞬で時刻が確認できるというレスポンスの良さにあるのだろうし、プロトレックもセンサーで測定する手間はあるもののスマホよりはレスポンスは上回るだろうからそんなに心配する程でもないかもしれない。たぶん、プロトレック愛用者はスマホにトリプルセンサーが搭載されるようになったら両方買うだろうし、トリプルセンサー内蔵のデジカメも買ってしまうのだろう。
 それにしても、PRW-5100なんかのアナログ表示のプロトレックって測定結果が頭で理解できるのに時間かかりそう・・・。

16980円↓
CASIO カシオ 腕時計 PRO TREK プロトレック トリプルセンサーXタフソーラー PRG-130-1V ウレタンベルト 海外モデル

CASIO カシオ 腕時計 PRO TREK プロトレック トリプルセンサーXタフソーラー PRG-130-1V ウレタンベルト 海外モデル

16800円↓
カシオ 腕時計 プロトレック/パスファインダー トリプルセンサー Xタフソーラー PRG-130-1-VDR メンズ ウォッチ CASIO

カシオ 腕時計 プロトレック/パスファインダー トリプルセンサー Xタフソーラー PRG-130-1-VDR メンズ ウォッチ CASIO


21800円↓
CASIO カシオ 腕時計 プロトレック PRO TREK デジタル腕時計 タフソーラー(PRG-250B-3)

CASIO カシオ 腕時計 プロトレック PRO TREK デジタル腕時計 タフソーラー(PRG-250B-3)



19800円↓
カシオ 腕時計 プロトレック タフソーラー トリプルセンサー ブラック×オレンジ PRG-550-1A-4DR メンズ ウォッチ CASIO

カシオ 腕時計 プロトレック タフソーラー トリプルセンサー ブラック×オレンジ PRG-550-1A-4DR メンズ ウォッチ CASIO


【ソーラー】CASIO PRO TREK カシオ プロトレック PRG-240-1

【ソーラー】CASIO PRO TREK カシオ プロトレック PRG-240-1

15800円↓トリプルセンサー搭載プロトレックとしては一番安かった。
在庫あり!カシオ PRW-1000J-1JR ☆ プロトレック

在庫あり!カシオ PRW-1000J-1JR ☆ プロトレック

16800円↓アメリカやカナダではプロトレックはパスファインダーと呼ばれている。
カシオ 腕時計 プロトレック/パスファインダー トリプルセンサー PRG-110-1-VDR メンズ ウォッチ CASIO

カシオ 腕時計 プロトレック/パスファインダー トリプルセンサー PRG-110-1-VDR メンズ ウォッチ CASIO

-----------------------------------------------
セイコー 腕時計 SEIKO セイコー 腕時計 ワイアード クロノグラフ クロノ AGAW412 メンズ 腕時計 ウォッチ

セイコー 腕時計 SEIKO セイコー 腕時計 ワイアード クロノグラフ クロノ AGAW412 メンズ 腕時計 ウォッチ


------------------------
【追記】結局、買った腕時計はカシオ プロトレック PRW-1500の海外版です。


機能は方位・気圧/温度・高度のトリプルセンサーに加え、潮の満ち引きを示すタイドグラフ、月の満ち欠けを示すムーンデータの5つの機能が特徴のモデルです。
世代は旧型ですが、デザイン性に関しては最新モデルよりも高級感や逞しさが漂ってカッコイイので気に入ってます。
多機能な割には樹脂バンドなので重たくは無いですし、特に大きいわけでもなく、装着感や操作性も快適です。
問題があるとすれば、旧型ゆえに高度が5メートル刻みにしか測定できず、気圧によって高度が大きく左右されることです。ゆえに高度計の正確さには欠けます。また、気温の測定も腕につけていると腕周囲の気温を測定することになるので、大気の気温よりかなり高くなります。数分間は腕から離してから気温を測定することで正確になります。
 その他、タフソーラー、ワールドタイム33都市、ストップウォッチ、アラーム、ELバックライト、20気圧防水と一般的なGショック同様の機能も標準搭載されていてハイスペックかつタフな構造をしています。
PR

ニコンCOOLPIX AとペンタックスリコーのGR

たぶん、デジカメに興味がある方ならAPS-Cセンサーとデジタル一眼レフカメラと同じ撮像素子を用い、画素は約16MP、開放F値2.8、35mm判換算で画角28mmの単焦点とレンズまで共通したニコンCOOLPIX AとペンタックスリコーのGRの二つのコンデジは比較したくなると思う。この2機は同じ条件で撮ればボケ味に多少個性はあっても被写界深度は同じということになる。たぶん、近いうちにカメラ雑誌では両機の比較写真が掲載されることになる。

しかもこの2機は高級コンデジにありがちなレンズキャップ式ではなくて、一般的なコンデジと同じレンズバリア式を採用しているからレンズの付け外しの手間が省けてシャッターチャンスも逃しにくい!
コンパクト軽量だからポケットにもすっぽり入る。
同じAPS-Cサイズのセンサーを搭載したコンデジだとシグマのDPシリーズがあるけれど、DPシリーズはどれもレンズキャップ式だからスナップ写真にはもたつくところが出てくる。ミラーレス機にも同じことが言えて、ソニーやパナソニックはコンパクトな電動ズームレンズを採用してもレンズは相変わらずレンズキャップ式なのだから気軽さに欠けてくる。
 他に、富士フィルムのX100やX100sというものもあるけども、こちらはレンズ開放F値は2と明るいものの、レンズキャップ式だからちょっと面倒で質量も400g以上あるから軽量とは言えない。



価格はアマゾンだとニコンのCOOLPIX Aの方が3000円くらい高くなっている。

スペックでニコンCOOLPIX Aの方が秀でている点を上げるとすると。
露出がGRでは4段階であるのに対し5段階に対応していること。
ストロボガイドナンバー(ISO100の時)がGRで5.4であるのに対しCOOLPIX Aで6であること。
バッテリーチャージャーが普通に付属されていること。
このくらいだろうか。
他は、カタログを眺める限り個人的にはGRの方が魅力的に映る。
GRはペンタックスやリコーでおなじみの撮影時機能と再生時機能が豊富に用意されていて、多重露光もインターバル撮影もRAW現像もトリミングもカメラ単体で出来るようになっている。いざという時のための内蔵メモリもある。
操作性は見たところ大差ないと思う。一応、店頭で触ったCOOLPIX Aはスピーディーに起動し、レリーズタイムラグもほとんどなく快適にシャッターを切れたし、操作もサクサク行え、持ってみても質量やサイズが苦になることは無かった。
 質量はCOOLPIX Aがバッテリー、SDカード含めて299gに対し、GRはバッテリー、SDカード含めて245gと54g軽量になっている。
 シャッタースピードもCOOLPIX Aが最速1/2000秒であるのに対し、GRは1/4000を実現。
 
 ソニーのRX1が出てきた時にどうして、AFはハイブリッドじゃないのだとおもったけども、今回同じようにCOOLPIX AもGRもコントラストAFのみを採用していて、やや物足りなく感じた。

 価格は両機種ともAPS-Cサイズのセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラやミラーレスのエントリークラス(ダブルレンズキット)よりも高い設定になっているから、気軽に購入できる代物ではない。
しかも、28mm単焦点レンズだから腕っぷしに自信がある熟練者でないとカメラのポテンシャルを引き出せないようになっている。
 18-55mmレンズでも物足りなくて18-105mmだとか18-200mmくらいが一番しっくりくるような僕にはちょっと使いこなせそうにないかな。僕並のスキルだと電動ズームレンズがあるGF6やNEX5Rくらいが妥当なんだろう。

メモ:理研が睡眠状態を判定できる手法を開発したとのこと

http://news.mynavi.jp/news/2013/04/26/113/index.html



理研の上田泰己氏らの研究チームが全自動で睡眠状態を測定できる手法を開発したそうです。
これで、人間の主観を必要としない測定が大規模に可能になるのだとか。

んー、タニタなんかが睡眠状態を測定できる機器を発売しているけど、精度が違うのだろうか。
最近はARROWSとかスマホでも睡眠測定機能が内蔵されているけども、そういうのは体温や布団や寝ている人の動きを測定しているらしい。理研の方はもうちょっと専門的に脳波や筋を測定するのだから、より確実なのだろう。

不眠症の人は自分の睡眠の質が悪い事は分かっているので、わざわざ計測するまでも無い気もするけども、計測することで眠りが悪いという主観を客観的データとして見れるのは悪くないかも。
とはいえ、不眠症の人の睡眠がイレギュラーなことになっていることが科学的の白日にさらされたとしても、治療法が確立していないのだから手のうちようが無いのではないかと。
同じ事は、遺伝子診断にも通じているわけで、睡眠と覚醒にまつわる遺伝子の異常が見つかったとしても治療法も見つかるわけではないのだから、絶望を突き付けられるだけなのではないかと。

精神科医の書籍やサイトを見ると安心してしまうけど

向精神薬を処方する側である精神医療従事者のブログや書籍には向精神薬の安全性が謳われている。
睡眠薬や抗不安薬のベンゾジアゼピン系なら、耐性や依存性は医師の処方に基づく適切な量なら長期的に服用しても形成されず、離脱症状や副作用を心配する必要は無いといった旨のことが書かれている。


一方、実際に長期間向精神薬を服用している人では反応が全く違う。長期服用者の多くがブログやツイッターで薬が効かない、飲んでも飲んでも良くならない。耐性・依存性が付いた。離脱症状が怖くて飲むのを止められないなど云々と言っている。精神疾患に罹患し、薬を服用し始めてそのままずるずると歳月は経ち、自立支援を受けるようになり、さらには精神障害者保健福祉手帳まで交付されているという人がものすごい勢いで増えていっているように思える。しかもそういう人は僕と年が変わらない。ベンゾジアゼピン系と認知症の研究では、ベンゾジアゼピンを摂取していると認知症発症リスクが高まることが科学的に立証されているというから、僕のようなメンヘラは親より先に認知症を発症する可能性が高い。あと数十年もしたらメンヘラは若年性認知症になっているのかもしれない。
 また、向精神薬の製造に関わっているドラッグデリバリーシステムの側に立つ薬剤師も精神科医とは意見を異にしている。
 内科医の内海聡医師は長期間向精神薬を飲み続けているのに症状が改善しない人達を診察する過程で徐々に精神医療(もっぱら向精神薬の処方)のあり方に疑問を持ち始め、書籍やブログで血液脳関門を透過する物質全部を批判していたが、最近では規模を最大限に拡大して科学技術をベースにした資本主義による現代文明を批判している勢いがある。内海医師はどんどんもののけ姫のようになってきている。
 ウィキペディアの『ベンゾジアゼピン系や睡眠薬関連』の記事を書いたのは精神科医ではないようだ。薬を処方する側があれだけ恐ろしいことを書くとは思えない。製薬に携わる研究者か、実際に長期間睡眠薬を飲んだ人かのどちらかなのだろう。

 そんなこんなで、ここ数ヶ月、向精神薬(主にベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系薬剤なんだけど)が心身に悪いという情報ばかりを目のあたりにしてきたので、すっかり参ってしまった感がある。
なにしろ、体に悪いことは十分理解できても、飲まないと眠れないわけで、根本的にどうすれば不眠症など精神疾患の症状が改善するのかという情報が無いのだから。ウィキペディアのベンゾジアゼピン離脱症候群の項だって、薬を飲むのを止めても永続的に不眠などの広義の意味での禁断症状は続いているなどと書かれていたりする。そういうのは言われなくても身を持って薄々分かってはいるから、睡眠薬を飲み続ける生涯か断薬して不眠に苦しみ続ける生涯かを天秤にかけて前者を選んでしまうんだ。
 本当に弱い人間だと思う。

------------------------
そういえば、先日5日間、睡眠薬を断薬してみたけども、一番視覚の異常が大きかった。特に光に過敏になって室内の蛍光灯の光にさえ眩しくて目が開けられないような状態になった。
続いて、耳が痛くなった。食べ物を噛むときに両耳が痛くなり、さらに水分を飲み込む瞬間にも耳に痛みが走るようになったから飲むのも食べるのもしんどい有様になった。頭の方は元からおかしいから認知能力の低下は存在したけど10%くらいバカになった感で済んだ。というわけで、中枢神経に付属している視覚・聴覚で著しい不調が出た。これは断薬による離脱症状というよりも、断薬による断眠の影響だと思う。結局、5日間の断薬ではパニック発作のような離脱症状に襲われることはなく終了した。

 昨日はアモバン7.5㎎を半錠に割って飲んで3時間くらいは眠った。当分は、飲んでも1錠くらいのペースにしようと思う。今年の初めくらいまでは寝る時にベンゾジアゼピン系睡眠薬フルニトラゼパム2錠にワイパックス1錠、非ベンゾジアゼピン系マイスリー1錠と計4錠飲んで6時間くらいの睡眠を確保していたけれども、最近は温かくなってきて過ごしやすく体調も悪く無いからそこそこ漸次減薬できてきてはいるように思える。
 ここのところ、ベンゾジアゼピン系から微妙にましと言われる非ベンゾジアゼピン系にしてみてはいるけども、非ベンゾジアゼピン系の方が日中に鎮静作用が残るように思える。ベンゾジアゼピン系はω1とω2の二つに作用するけど、非ベンゾジアゼピン系はω1だけに作用すると言われている。ω1に作用すると鎮静効果がもたらされ、中枢神経は知的活動はストップし黙る。体感的にこの両薬の作用をボクシングで例えるなら、ベンゾジアゼピンはω1ω2の二種類の受容体の相手をしている。一方、非ベンゾジアゼピン系はω1一つを相手にできるから集中してノックアウトできる。ボクサーが2人の敵を相手にしていれば、パンチを当てるのは難しいけども、相手が1人ならパンチを当てるのは難しくない。たぶん、この2種の薬はこんな感じなのだろう。

睡眠薬の断薬をしてみる

 内海聡医師のブログやウィキペディアの「ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系、全般性不安障害、ベンゾジアゼピン離脱症状、ベンゾジアゼピン依存性」等の記事を読んでいて、怯えながら睡眠薬を飲む日が続いていたのだけど、ビクビクしながら睡眠薬飲むのは心身に悪すぎるのなぁということで、ここ5日間睡眠薬を断薬している。
 長年、ベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系睡眠薬を飲んでいる人が、こうやって唐突に断薬すると、たいていの場合は5日以内で強烈な離脱症状に見舞われるらしい。そのため即日離脱はウィキペディアでは推奨されていなかった。内海聡医師も本当は体に悪いものは即止めるのが良いと思っているものの、漸次減薬を行なっているらしかった。
 そういうわけなんだけど、僕はここ5日間漸次減薬ではなく即時離脱している。これだと今にもパニック発作並の自律神経失調症極まりない離脱症状が襲ってきてもおかしくないのだけど、今のところ吐き気も眩暈も頭痛も頻脈も振戦にも見舞われていない。長期間飲み過ぎて代謝回路がのっそりモードになっているとすると、あと数日後に離脱症状が現れるのかもしれない。
 もちろん、不眠症は治ってないわけで、その状態で睡眠薬を断薬しているのだから、もう5日も断眠しているわけだ。だけども眠気という感覚を失っているのでさっぱりまどろみ感は訪れない。不眠症というのは眠気など五感のセンサーも壊れているのだ。今日はずっと寝てないので体調は実に悪い。頻脈とは言えないまでも90回/分くらいのスピードの脈拍になっているし、体はダルくて仕方がない。頭の方は睡眠薬を飲んでもさっぱり冴えないから、飲まずに断眠してると頭の回転はすっかり止まって認知障害・知的障害極まりない。そんなわけで、即時断薬はリスクが大きいので、そろそろ連続断薬日数は辞めて漸次減薬にシフトしようと思う。
 睡眠薬を飲んでも飲まなくても脳の調子はそこまで開きが無いのは、睡眠薬にすっかり耐性がついてガブガブ飲んでも眠れない体になってしまっているのが影響しているのだろう。それに睡眠薬は睡眠薬と名前が付いてはいるものの、見かけ的には寝ていても睡眠薬による眠りは睡眠の質を悪化させ、眠りを浅くしてしまう代物であるとウィキには書いてあるから理想の睡眠薬とは程遠く、睡眠薬依存性になってしまうと睡眠薬を飲んでいるのに日中の精神活動に支障が出やすくなるのだろう。
 ツイッターなんかでメンヘラのフォロワーさんを見ていても、睡眠薬をしっかり飲んで寝てるのに心身の活動がしっかりしないのは睡眠薬の特性が日中にも反映されてしまっていることも影響しているのだろう。長時間作用の睡眠薬だと離脱症状の発現は低いけど半減期が長いから昼間の活動も脳が抑制状態なのだろう。

 断薬してみてその他の問題:睡眠薬に頼った睡眠は多少なりともメンテナンスやらデフラグがなされていたのだろう。断薬して断眠状態に陥ったら、2010-2012前期にバイトで痛めた両手首の腱鞘炎が微妙にぶりかえしてきた。こういうところに問題が出てくるとは思わなかった。どんな栄養より睡眠は大事なのだから、神経質に考えればリンパ球や顆粒球も減って免疫力は落ちて細胞へのダメージも見えない所で拡大しているのかもしれない。不眠→体温低下→免疫機能や自律神経大崩壊→いろいろな疾患発症という
最悪のサイクル...そういうこと考えると漸次減薬も抵抗でてくる。
 
 結局のところ、働かず無職でだらだらしているのなら、睡眠薬の漸次減薬や断薬は半年そこらで完全な離脱を可能とするのだろう。労働している人でも、短時間労働者なら漸次減薬は試みれるかもしれない。その場合は、一年くらいのスケジュールで減らしていけば離脱症状無く止められると思う。でも、睡眠薬を飲まないと眠れないから飲むわけで、睡眠薬無しの生活になったら、単なる酷い不眠症に苦しむ日々に戻るだけの気がしてならないのだけども。
 

7分で眠れる超熟睡法 (不眠症だった医師がついに考案した裏ワザ)この本はちょっと立ち読みしてみた。
なんでも、ふくらはぎを足の指や足の裏で7分くらいマッサージしていると、眠くなってきて眠れるようになるというテクニックが披露されている。
 動物は活動してるとき細胞の中のミトコンドリアでATPというエネルギーが生産されているわけなんだけど、その時に老廃物としてアデノシンやプロスタグランジンD2などの化学物質が排出され、それが体に貯まると疲労感や眠気を感じるようになるという。それだからこれらの物質は疲労物質や睡眠物質と呼ばれているという。不眠症の人の場合、この睡眠物質が脳に蓄積して眠気がやってこないことが推測されて、足だとか脳以外の体内を漂っていると言う。そこで、ふくらはぎをマッサージすることで、循環を改善し、睡眠物質が脳に到達して自然な眠りをもたらせるという。
 寝るときは足を20センチそこら高くして寝ると良いと聞くけど、この方法でも睡眠物質が脳に行きやすくなるのかもしれない。
 ただ、アマゾンのレビューを読むと効果があるのは著者だけじゃないのかという指摘もあり、僕自信もやってみたけど、たいして不眠が改善したというわけではなかった。
 僕の推測だと、不眠症で睡眠薬を飲んでいる人の場合、睡眠薬は脳神経を抑制する物質なので日中も脳が抑制(ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニン、グルタミン酸などの神経活動が減少)されていて精神活動が思うように捗らない。筋弛緩作用や抗コリン作用もあるものだから、肉体にも力が入りにくくてキビキビと活動できない。これにより、睡眠物質(疲労物質)があまり生成されず、普通の人のような眠気が訪れにくくなっているように思う。それでいて、睡眠薬による睡眠は健常者の睡眠よりも質が劣ったものとなるので眠っている間も睡眠物質(疲労物質)が除去されず、目覚めてた後も、寝ても寝た気がしない、日中頭も体も起動しないということになるのではないだろうか。
 だから、この本に書いてあるようなことは既に不眠症で睡眠薬依存症になっているような人では効果が薄いのだろう。
 効果が薄いと言ってしまうと、血液脳関門をダイレクトに透過してしまう睡眠薬などの向精神薬を飲んでいると、それ以外の健康食品は当たり前だけど作用も弱いので効果が弱くなってしまうのだろう。内海聡医師も、睡眠薬飲んでいる人に、不眠症改善効果が謳われている漢方薬や鍼灸を施してもあんまり効かないようなことを言っている。
 
<<< PREV     NEXT >>>
新着記事
(12/23)
(09/15)
(09/04)
(05/20)
(05/20)