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現実RAW

深淵の脈動
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  • 05/04/16:56

ミント(ペッパーミントとハッカ)と睡眠

 ハーブであり生薬としても用いられるミントには中枢神経抑制・鎮静・発汗・爽快感・健胃作用等・メントールの香りはネズミとか動物が忌避する作用、育毛作用、血管拡張作用があるという。
と聴くと、ミントを摂取すれば快眠できそうと思い睡眠系の本や雑誌をみたら、ペッパーミントはスッキリと気持ちいい一日の初めの朝にハーブティーとして飲むのを勧めてあった。
 ん、これは一体....確かにペッパーミントはガムに入ってるわけだし、目が覚めてしゃきっと集中できそうなイメージがある。ミントの中でもペッパーミントと東洋で生薬としても用いられるハッカ(薄荷)では作用が逆なのだろうか?

 ちょっと検索しても薬理作用の違いは出てこないや。歯磨き粉にもお菓子にも入ってるし、特に催眠作用は強力じゃないっぽいね。ミント入りのガム噛んだり歯磨き粉使っても「眠たいー」というふうにはならないし。ミントでいちおうスッキリはするけど、よる寝る前の歯磨きでもミント入り歯磨き粉使ってる人って世界中で何億人とかいるだろうけど、その人達が不眠になったという話も聞かないから血液脳関門を突破して脳にドバドバァと作用することはなさそう。脳にダイレクトするのではなくて、香りや味や皮膚と周辺部の感覚器官を通じて作用するということかな。

 ハッカは漢方薬としても使われているということで、一応どんな漢方薬にハッカが含まれているのか調べてみた。
 加味逍遙散(かみしょうさん)、加味逍遙散合四物湯、響声破笛丸料、荊芥連翹湯、滋陰至宝湯、柴胡清肝湯、
清上防風湯、逍遙散、防風通聖散の9種類の漢方薬にハッカは含まれていた。最初の2つの漢方薬は不眠症改善効果があると聞いたことがある。他のは名前の読み方からして分からんけど、不眠以外の作用があるのだろう。
 不眠症に良いと聞く漢方薬には柴胡加竜骨牡蛎湯や桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、四逆散、加味帰脾湯、酸棗仁湯とか色々あるけど、それらにはハッカは含まれていないらしい。ということで、東洋医学におけるハッカの催眠作用はその程度っぽい。

 ペッパーミントとハッカ以外にもミントにはアップルミントとかレモンバームとかあるわけで、種類は膨大に多い。バラエティに富んでいるからアロマで楽しむという要素が一番強そうな感じの代物だという結論。
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 やっぱり快眠系のハーブと言えば、バレリアンやセントジョーンズワート、ラベンダー、カモミール、パッションフラワーが有名かな。個人的にはどれも飲んでみて美味しいとは思えなかったし、効果もよく分からなかったんだけどね。パッションフラワーはまだ飲んだことは無いからわからないけど。やっぱり、ハーブティーとして飲むなら美味しくないと。

 
 
 我ながら生き様を反映したぐだぐだな文章になってしまった。
 
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下戸の不眠症はノンアルコールビールで快眠と聞いて飲む

下戸の不眠症である。今まで膨大な西洋医学以外の代替療法を試してきたが、クワンソウのサプリグッスリン 2-V 容器入 300粒がちょっと効いたかな程度であとのサプリも代替医療・代替療法・鍼灸や漢方薬などの東洋医学で不眠など心身の不調が改善するという実感は得られていない。
そんな中、ノンアルコールビールに催眠および睡眠の質向上効果が存在するというニュース記事を目にしたので早速試してみた。

 
飲んでみたノンアルコールは吉高由里子がCMしているサントリーのオールフリーというもの。
店頭でちょっと他社製と比較したら麦芽(モルト)とホップが多くて他の添加物は少なめに感じたのでこれにした。下戸ゆえにビールを飲む週間は無いのだけど、ビールと大差ない味がして不味くはない。
 2日連続で飲んでみたところ、結果として僕の不眠症状態にはなんら変動は無かった。
 炭酸飲料だし、血行促進作用や整腸作用があるわけで気分はスッキリ爽やかになるというメリットは実感した。ノンアルコールだし、夜じゃなくて日中に飲んでも良いかなという感想。
 
 ノンアルコールビールが睡眠の質向上を謳う根拠は主成分の麦芽にはリラックス・鎮静作用のあるGABA(γアミノ酪酸)が豊富に含まれているかららしい。GABAは醤油やチョコレートにも含まれている神経を抑制させる作用を持つアミノ酸。ベンゾジアゼピン系睡眠薬はこのGABA受容体(細かく言うとイオンチャンネル型受容体のω1およびω2受容体)にGABAが結合しやすく誘導することで催眠作用を発揮する。そのようなわけで睡眠薬そのものはGABAでは無い。
 GABAを摂取したからといって体内でそれが脳の血液脳関門を突破してGABA受容体に結合して眠くなるというような精神作用はあまり望めないということは聞いたことがあるから、僕もノンアルコールビールに大きな期待はしておらず落胆することはなかった。生物学者の福岡伸一を筆頭にタンパク質にペプチドにもっと細かいアミノ酸でさえ、体内に入って消化器官で消化される過程でもっと細かく分解されてその成分は体のどの臓器や器官に行き着くかはその個人の体が決めてしまうのだから、コラーゲンを摂取したからお肌がぷるぷるになるわけではないという主旨のことを言っている。個体差が大きいということなので、もちろんGABAを摂取してばっちり望んだ効果の通りに快眠できる人だっているのだろうけど、僕はそうでは無かった。
 
 あと、GABAの前駆物質は大脳皮質で知的活動の興奮性神経伝達物質としてふるまうグルタミン酸なので、普通の人はGABAを摂取しなくてもグルタミン酸が自動的にGABAに変換されるという仕組みになっていると脳の仕組みについて書かれた本に書いてあった。ちょうどトリプトファンがセロトニンになって、最終的にメラトニンになって眠くなる仕組みに似ている。こんなふうに、普通の健常者は全く食生活とか意識の外にあっても体が適切に最適に生理活動してくれてホメオスタシス維持されているという。逆に、精神疾患とか病気になるとそのシステムが壊れるから食生活を徹底的に見直し改善したところで、病気は治らないということになる。そして、肝心の西洋薬は症状を対症療法として一時的に抑えこむだけで治りはしない。西洋医学が治せるのって、一時的な風邪や骨折みたいなので、慢性疾患になったら不治の病というのが現状なんだと経験的に思っている。

 話をノンアルコールビールに戻すと、香り及び苦味成分としてホップが入っている。
このホップはビール特有の苦い味以外の作用がある。それが健胃と鎮静作用。西洋でホップは薬用ハーブとしても用いられているらしく、ノンアルコールは麦芽に含まれるGABAとホップの二つの成分が睡眠の質向上に働くということになる。

 他に安くて眠れそうな成分が入っているノンアルコールビールのリンク貼っておきます。↓
ホップの香り(350g*24本入) (炭酸飲料 ノンアルコール)

ホップの香り(350g*24本入) (炭酸飲料 ノンアルコール)
ホップの香り カロリーゼロ(350g*24本入) (炭酸飲料 ノンアルコール)

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キリンフリー ノンアルコール 250ml×24本

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おや、ホップのサプリで調べたら存在した。↓ホップがメインというわけでもないけど。
ファンケル バレリアン&ギャバ ぐっすり時間 約30~50日分 

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サトウ バレリアン(90粒入(約1ヶ月分)) (サプリ サプリメント)

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ホップにはダイエット効果もあって一石二鳥なサプリはやたらお買い得になっていた。

↓ホップが主成分のサプリもちゃんとありました。果たしてどれほどの鎮静作用があるのか。
んまぁ、安眠とか快眠や催眠っていう言い方だと魅力的に感じて飲んでみたいという思いになるんだけど、具体的にどう作用するのかまで掘り下げるとGABAがGABA受容体に結合することで、鎮静・抗不安・抗けいれん・健忘・運動失調・筋弛緩の作用が生じるという表現になるわけで、眠くなる=認知能力を低下させ頭が馬鹿になるというふうに発想が結びついてあまり良い気はしないんだけど。
 
ECLECTIC(エクレクティック) INSTITUTE ホップ 45カプセル

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 長年不眠症を中心とした自律神経失調症なんかの精神疾患やってると、いろいろ試して効果が無かったり、睡眠薬の詳細をウィキペディアや内海聡医師に打ち明けられ奈落の底に落とされたような気持ちになったりで、なにをやっても無駄という諦めの境地に至っている感が強い。睡眠に良くないことを止めるのはお金はほぼかからないけど、睡眠に良いと言われることはお金がかかる。不眠症に悩んでない人をみてごらん、睡眠に悪いことをして睡眠に良いことは何一つしていないのに毎晩ぐっすり眠れて日中も健やかじゃない。もう、ほんと、自分のような不眠症がしている対策というのは枯れ木が倒れないように、周囲に杭打って補強しているようなもので、枯れ木は枯れ木のままでしかないのだろうね。


 【追記:2014年2月13日】
数ヶ月前、ホッピーなるノンアルコールビールもどきを知った。もどきと言ったのは、アルコールが0.8%含まれているからなのだけど、1%以下はアルコール飲料ではなく清涼飲料水に該当することになっているから。んが、下戸たる僕はグイグイと飲みきったところ、妹にちょっと顔が赤くなってると指摘を受けたので、自分の下戸っぷりにげんなり。とはいえ、他のノンアルコールビールよりも美味しいし、心なしか頭もスッキリするし、寝付きも眠りの深さも良かったような気がする。しかも、価格がノンアルコールビールよりも若干安いというのもありがたい。
 成分にはノンアルコールビールのサントリーオールフリーと同じくホップと麦芽が含まれており、快眠効果が期待できる。個人的にはホッピーのブラックが好み。
 ホッピーは一般的には炭酸飲料のように梅酒や焼酎で割って飲むものらしいが、もちろん下戸たる僕はそんな飲み方はしない。
↑ガラナ味も発売されているらしい。ガラナはブラジルではポピュラーな飲み物でセレソンを筆頭にサッカー選手はほぼ全員がガラナジュースを飲んでいるらしい。多分、そのうち日本でもガラナの炭酸飲料はヒットするはずだけど、ちょっと甘みが強いかな。ホッピーのガラナ版はガラナがメインなので麦芽やホップは配合されていないので安眠効果は無く、逆にガラナは覚醒作用があるからカンフル剤みたいな効果がある気がする。栄養ドリンクなんかに配合しとけば良いのにね。

睡眠薬断薬(離脱)は無理かもしれない

 睡眠薬(ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系)はウィキペディアや内海聡医師の著作やブログなど読んでいて、すっかり怖くなったので断薬の方向へと舵をきったものの、睡眠薬を飲んでもほとんど眠れないという不眠症なのだから、当たり前だけど減薬したら不眠症は悪化してしまった。
 漸次減薬して、酷い離脱症状に苦しめられることなく断薬(離脱)に成功した人のブログをみていると、そういう人達は元々不眠症というよりも不安神経症がメインで飲んでいるベンゾジアゼピン系も等価数値は大きくてGABA受容体作用が弱い抗不安薬を飲んでいた人が多かった。だから、薬を止めるのに成功しやすかったみたい。
 
 他にもベンゾジアゼピン離脱に成功した人の特徴として、代替としてアルコールやタバコでなんとかなる人。自律神経失調症やパニック障害の程度が弱くて比較的健康な人。ベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系の向精神薬を飲んでいる期間が短かったり、量が少なかったり、等価が弱い薬を飲んでいた人が挙げられる感じ。
 
 逆に、等価が強力なものを長期に渡って飲んでいる不眠症の人は代替が見つけにくいので睡眠薬離脱は難しい様子。つまり僕とか。アルコールは睡眠薬と同じように脳の興奮神経の働きを抑制して、GABA神経とか抑制神経の働きを高めることで催眠効果があるわけだけど、下戸の僕は度数の弱い第三のビールを一口飲んだだけでおヘソまで真っ赤になって心臓はバクバクする有様。とても眠れる状態にはならない。
 タバコは一時的に副交感神経のイオンチャンネル型ニコチン性アセチルコリン受容体にニコチンがアゴニスト作用するから気分がリラックスして眠りやすくなるという作用機序があるみたいだけど、どうしたことか僕の体はそれ以外のタバコの有害な側面に打ちのめされてしまう虚弱設計であるらしく喫煙に身を委ねることは叶わなかった。

 漸次減薬しても眠れて日中の生活に支障が無ければ誰だって止められるよ!減薬したら眠れなくて、日中は頭も体もぐたぐたに体調不良になっておまけに離脱症状まで襲ってきて苦しめられるんじゃ止めようがないじゃないか。

 ベンゾジアゼピン系よりも非ベンゾジアゼピン系のマイスリーやアモバンの方が副作用が少ないとのエビデンスがあるようだとウィキペディアやら他の山ほどのサイトには書いてある。んが、この理論上の薬理作用と僕の体の反応は一致しなかった。非ベンゾジアゼピン系は等価も弱くて短時間作用でとベンゾジアゼピン系よりも魅力なはずなんだけど、体感的に非ベンゾジアゼピン系の方が翌日頭の調子が悪かった。非ベンゾジアゼピン系のマイスリーもアモバンも同じ結果だった。がっくり。
 というわけで、非ベンゾジアゼピン系は諦めようと思う。
 ベンゾジアゼピン系は漸次減薬するにあたってジアゼパムとか等価の弱いのに切り替えて量を減らしていくのが良いとあるけど、それだと作用が弱いから催眠効果は薄くてしかも等価と作用時間は反比例の関係にベンゾジアゼピン系はあるから翌日の認知能力も身体能力も抑制されるってことになると思う。だから、薬理作用的にその方法で代謝回路が依存と耐性状態から健全な状態に戻れるのかは疑問なんだけど、これが一番ベストな方法で止められて不眠症も不安神経症も自律神経失調症もパニック障害も離脱症状も全部治って心身健康になったという人もいるらしいからそれに倣うしかないのかなぁという昨今。

サプリメントのパラドックス


日経 サイエンス 2013年 06月号 [雑誌]に抗酸化サプリメントを摂取すると長生きするどころか早死するようなことが書いてあった。少し立ち読みしただけなんだけども、ビタミンEなどの抗酸化作用があるとされるサプリメントを5年だったか長期的に摂取している群とそうでない群を追跡調査して比較したところ、抗酸化サプリメント摂取群の方が早死でしかも平均年齢以下で死んでいたとか。
 他にも、抗酸化酵素の働きに関する遺伝子をメチル化したノックアウトマウスやノックアウト線虫やらがあっさり短命だとの予想を上回り平均年齢よりも健康で長生きしてしまったという結果が公表されていた。
 この結果に『世界ふしぎ発見!』でやってた、イタリアのサルデーニャ島の人には活性酸素を除去する酵素が働かないのに100歳以上長生きする長寿者が多いという番組を思い出した。
 というわけで、生物は長寿も短命も健康も病気も単純に物質や遺伝子でホイホイと特定できてしまうほど単純では無いということが判明したのでした。
 なんかね、”適度(どこからどこまで?)”ってのがキーワードみたいなんだけど、これが難しいよね。
人間、食べなきゃ餓死するけど、食べ過ぎれば成人病になりやすくなるし、運動もし過ぎるとケガや疲労で体調が狂うけど、まぁまぁ不快でない程度の運動なら健康増進に役立つっていうのは誰でも知ってる。でも個体差がものすごく大きいから簡単に定義付けできるものじゃない。
 結局、魔法みたいなサプリメントはなかったってことさね。んまぁ、サプリを摂るとそれで安心しちゃって、ちゃんと栄養取らなくなるとか運動も怠け安くなるとかいう心理的影響から生活習慣が適正範囲から外れやすくなるとかいうのがあるのかもしれないけど。
 あとは推測を飛躍すると、例えば無重力状態だと筋肉が休息に衰えて重力に耐えられない有様になるわけでさ、そんな感じの影響が抗酸化サプリにあったりして。もし、サプリでこんな影響があるんなら、睡眠薬みたいな薬は飲まないと眠れなくなるのは当然か。

 オプティミストっぽく考えればね、生物の進化は能力を捨てることでどんどん高等生物になってきたというやつ。誕生したらずっと動けない植物は必須アミノ酸を全部生体内で作ることができるけど、動けるようになった動物は必須アミノ酸が作れなくなったから動きまわって探して食べなきゃいけなくなった。
トレードオフというやつ。この関係はトレードオフとして成立したけど、抗酸化サプリや睡眠薬は不成立だったということかな。
 
 ちなみに『日経サイエンス2013年6月号』はちょろっと見ただけだから、雑誌の中で抗酸化サプリとして取り上げられたのはビタミンEくらいしか目に止まらなかった。コエンザイムQ10やレスベラトロールやウコン(クルクミン)とか抗酸化作用を謳うサプリメントは膨大な量があるから他のサプリメントが生体に量と期間においてどのように影響を与えるのか詳しいことは分からなかった。

オルニチンが快眠をもたらす

http://news.mynavi.jp/news/2013/05/09/040/index.html


先日、アスタキサンチンと亜鉛の同時摂取で睡眠の質が改善されるとのニュースがあったけど、今度はオルニチンでも類似の効果が確認されたとのことです。
 先日のアスタキサンチンと亜鉛が睡眠の質を改善させるとの記事

オルニチンというアミノ酸を一番多く含んでいる食品と言えば、シジミ。他にマグロやチーズがあるらしい。またもや、魚介類の登場。アスタキサンチンは鮭に多く、亜鉛は牡蠣に多いのだからもう石狩鍋の出番。シジミも牡蠣も貝類だからたぶん貝類にはオルニチンも亜鉛も含まれているのだろう。だから、毎晩シーフードたっぷりの鍋料理を食べていれば毎晩快眠できそうなもの。
ということは、内陸の都道府県の人よりも海がある都道府県に住んでいる人のほうが睡眠の質が良く不眠症やうつ病などの精神疾患が少ないのだろうか。まぁ、精神科病院は内陸の山奥にたいていあるから見当外れじゃないかもしれない(山奥にある理由は他にもあるのだろうけど)。
漁師やその家族なら不眠とは無縁なのかもしれない。

イカとか魚貝類にはGABAやグリシンと同じように精神を落ち着かせるタウリンも含まれているし、英気を養う栄養が豊富で結構いいことはまぁまぁ分かる。

それにしても、不眠症改善を謳う漢方薬も10種類以上あるけど、オルニチンやアスタキサンチンなどサプリメントも沢山出揃ってきているね。んまぁ、睡眠薬依存症になっている不眠症の自分の場合は不眠症改善サプリも漢方薬もいろいろ摂取したけど、期待したほど効いたことは無いというのが現実なんだけども。内海聡医師の著書にも西洋薬の向精神薬飲んでたらその作用の前には代替医療は体感するのは難しいというようなことが書いてあるし、その通りだなという実感。
 
 睡眠薬(ベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系)はウィキペディアで読んでると悪いことしか書いてないから怯えて飲んでいるところがあるわけで、一生飲み続けるのは辞めたい。だから代替としてサプリも試すには試したものの良いのには出会えていない。あと飲んでみたいサプリははクワンソウやビンカミン(ニチニチソウ)辺りなんだけど、マイナーだからDHCやファンケル、武田というメジャーな健康食品会社では売っていなくて購入しにくいという問題の前に二の足を踏んでいる。
 どうも代替医療というのは保険が効かないから精神科・心療内科で睡眠薬処方してもらうよりも出費がかさむのに効果を実感しにくい。整体やカイロプラティックに鍼灸も、一回で5000円とかしてしまう。しかもずっと通い続ける必要がある。たぶんね、メンヘル系の不調抱えている人は最初は精神科・心療内科以外の診療科や代替医療を試すのだけどもお金がかかるうえに効果が実感できないから、症状が改善しずに時が流れて精神科・心療内科に行きつくんだろうね。でも睡眠薬も抗不安薬も対症療法だから不眠症も頻脈もなかなか治らないし、精神医学には治るとか完治という言葉は無くて寛解というぼやけた言葉があるだけ。いやはや神経系の病というのは一度弱ったら不治の病なのか。
 メンヘラの人は内科や耳鼻科や神経内科・外科等で検査しても治療法が無くて心療内科・精神科に流れ着いてメンヘラになったとしても、その流れを精神科医が決めつけてしまうのはもう視野が狭くなってバイアスが強くなってしまうのだから立ち止まって欲しいかな。
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