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現実RAW

深淵の脈動
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  • 05/07/03:20

ニコンCOOLPIX AとペンタックスリコーのGR

たぶん、デジカメに興味がある方ならAPS-Cセンサーとデジタル一眼レフカメラと同じ撮像素子を用い、画素は約16MP、開放F値2.8、35mm判換算で画角28mmの単焦点とレンズまで共通したニコンCOOLPIX AとペンタックスリコーのGRの二つのコンデジは比較したくなると思う。この2機は同じ条件で撮ればボケ味に多少個性はあっても被写界深度は同じということになる。たぶん、近いうちにカメラ雑誌では両機の比較写真が掲載されることになる。

しかもこの2機は高級コンデジにありがちなレンズキャップ式ではなくて、一般的なコンデジと同じレンズバリア式を採用しているからレンズの付け外しの手間が省けてシャッターチャンスも逃しにくい!
コンパクト軽量だからポケットにもすっぽり入る。
同じAPS-Cサイズのセンサーを搭載したコンデジだとシグマのDPシリーズがあるけれど、DPシリーズはどれもレンズキャップ式だからスナップ写真にはもたつくところが出てくる。ミラーレス機にも同じことが言えて、ソニーやパナソニックはコンパクトな電動ズームレンズを採用してもレンズは相変わらずレンズキャップ式なのだから気軽さに欠けてくる。
 他に、富士フィルムのX100やX100sというものもあるけども、こちらはレンズ開放F値は2と明るいものの、レンズキャップ式だからちょっと面倒で質量も400g以上あるから軽量とは言えない。



価格はアマゾンだとニコンのCOOLPIX Aの方が3000円くらい高くなっている。

スペックでニコンCOOLPIX Aの方が秀でている点を上げるとすると。
露出がGRでは4段階であるのに対し5段階に対応していること。
ストロボガイドナンバー(ISO100の時)がGRで5.4であるのに対しCOOLPIX Aで6であること。
バッテリーチャージャーが普通に付属されていること。
このくらいだろうか。
他は、カタログを眺める限り個人的にはGRの方が魅力的に映る。
GRはペンタックスやリコーでおなじみの撮影時機能と再生時機能が豊富に用意されていて、多重露光もインターバル撮影もRAW現像もトリミングもカメラ単体で出来るようになっている。いざという時のための内蔵メモリもある。
操作性は見たところ大差ないと思う。一応、店頭で触ったCOOLPIX Aはスピーディーに起動し、レリーズタイムラグもほとんどなく快適にシャッターを切れたし、操作もサクサク行え、持ってみても質量やサイズが苦になることは無かった。
 質量はCOOLPIX Aがバッテリー、SDカード含めて299gに対し、GRはバッテリー、SDカード含めて245gと54g軽量になっている。
 シャッタースピードもCOOLPIX Aが最速1/2000秒であるのに対し、GRは1/4000を実現。
 
 ソニーのRX1が出てきた時にどうして、AFはハイブリッドじゃないのだとおもったけども、今回同じようにCOOLPIX AもGRもコントラストAFのみを採用していて、やや物足りなく感じた。

 価格は両機種ともAPS-Cサイズのセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラやミラーレスのエントリークラス(ダブルレンズキット)よりも高い設定になっているから、気軽に購入できる代物ではない。
しかも、28mm単焦点レンズだから腕っぷしに自信がある熟練者でないとカメラのポテンシャルを引き出せないようになっている。
 18-55mmレンズでも物足りなくて18-105mmだとか18-200mmくらいが一番しっくりくるような僕にはちょっと使いこなせそうにないかな。僕並のスキルだと電動ズームレンズがあるGF6やNEX5Rくらいが妥当なんだろう。
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