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現実RAW

深淵の脈動
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  • 05/18/20:08

サーキュラー偏光フィルター(C-PLフィルター)とは

もうNEX-3を買って3年ほどになるのだけどサーキュラー(円、円形の意)偏光フィルター=C-PLフィルターはまだ買っていなかった。
 遅すぎるくらいである。クローズアップレンズ(クローズアップフィルター)はすぐさま買ったというのに。まぁNDフィルターからして欲しい欲しいと思いながら何故か購入しずにここまで来てしまっているからお金に加えて情熱や知性も欠けているとみえる。
 それでもフィッシュアイコンバーターは高額な出費にもめげずに購入したのだが。

 PLフィルター>C-PLフィルターは属するのだけど、サーキュラーは円偏光用の1/4λ位相差版というのが加わっているらしく、デジダル一眼レフのファインダーで見た時にフィルターの効果が反映されるのだとか。
ミラーレスはライブビュー撮影で撮るのがメインなのでサーキュラーじゃなくてもいいらしいのだけども、サーキュラーと価格差はほとんどないのでサーキュラーを買っておけば良いらしい。アマゾンのNEX系列ユーザーの商品レビューをみていてもほとんどの人がサーキュラーを買っていた。

 サーキュラー偏光フィルター(C-PLフィルター)の効果は2点。水面やガラスなどの表面反射除去効果と空を濃く雲をくっきりと色彩を鮮やかにする色彩コントラスト効果。だから風景写真やスナップ写真にもってこい。

 
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キヤノンEOS70Dは理想のデジダル一眼レフかも



キヤノンから60Dの後継機Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D ボディ EOS70D
が発表されました。8月の終わりに発売だそうです。
 APS-Cサイズのデジダル一眼レフカメラとしては現状で最も注目を集めている機種じゃないでしょうか。
 キヤノンは前々から撮像素子に位相差AFを組み込んだハイブリッドCMOS AFをデジダル一眼レフやミラーレスに搭載(Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X6i レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM付属 KISSX6i-18135ISSTMLK
 、Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7i レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM付属 KISSX7I-1855ISSTMLK
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X7 ボディー KISSX7-BODY
)していたのですが、今回70Dにはそれがさらに進化してデュアルピクセルCMOS AFとなったようです。ピクセル(画素)一つづつ丁寧に撮像面位相差AFが組み込まれているという代物らしいです。
 ハイブリッドCMOSの方は最初に位相差AFでピントを特定して、最後にコントラストAFでピント合わせを行うという手順を踏んだけど、デュアルピクセルCMOSは最初から最後まで位相差AFだけを使用するので、より早いレスポンスが可能になったのだとか。この機能はライブビュー撮影を飛躍的に向上させるものだからライブビューをメーンに使うユーザーには重宝するだろうけど、ファインダー派にはそこまで嬉しい機能じゃないかもです。
 70Dは液晶モニター(3インチ104万ドット)がバリアングルでしかもタッチパネル式ということで、デュアルピクセルCMOSは潜在能力を思う存分発揮できる代物に仕上げられているようです。指先で自分が好きな所にピントを合わせれるから誰でも簡単にボケてるポイントからピントが合った被写体までをイメージ通りに撮ることが可能になったという。今までみたいにマニュアル操作でF値とか被写界深度とか色々と念頭に置いて絞り込んでいく必要がなくなってしまった。

 とびきり魅力的なデジカメなのだけど、問題はミドルクラスのデジダル一眼レフだけあってレンズキットで15万円以上もするということ。だから、凄いのでたーと喜んで今から予約できる人は経済的余裕のある人に限られてしまう。間違いなくキヤノンはミラーレスやデジダル一眼レフのエントリークラスにもデュアルピクセルCMOSを搭載してくるだろうから、そっちの後継機を待っていた方が価格的にはお得な気がする。ただ、液晶モニターが可動式のバリアングルか固定式かデュアルピクセルCMOSの活用度が変わってくるので買うなら可動式タイプが良い。

 その他70Dの主なスペックは以下
◉画素:2020万画素
◉ファインダー視野率95%、倍率0.95
◉測距点19点オールクロス
◉露出±5段
◉ISO感度:自動で100-6400、最大25600
◉HDR、多重露光撮影可能
◉シャッタースピード:1/8000-30秒、バルブ対応
◉連射:7/秒
◉ガイドナンバーG12
◉7種のクリエイティブフィルター
◉無線LAN機能(Wi-Fi対応)
◉撮影可能枚数:ファインダーで920枚、ライブビューで210枚・・・デュアルピクセルCMOSは相当バッテリー消費が激しいらしい(*_*;
◉質量:755g(バッテリーとSDカード含む)・・・kiss X7より300g以上重い。

というわけで、70Dは本当に理想のデジダル一眼レフと断言してしまって良いくらいの出来栄えになってますね。測距輝度範囲が-0.5EVからというのはちょっと物足りないからK-5 IIみたいに-3EV目指して改良していってもらえることを期待したいというところでしょうか。
今後70Dより下位機種のミラーレスやエントリークラスでもデュアルピクセルCMOSはそのまま転用されてくるとしても、多重露光やWi-Fiは削れれてくることも予想されますし、70Dは買って損のないデジダル一眼レフとなりそうです。念のため一応、撮像素子が既に名声を得ているわけじゃないから、RAWやJPEGの評価が確立してから購入というのが不安ゼロでベストではあるとは思いますが。

有酸素運動で不眠・うつは改善するか3

6月の前半は有酸素運動(ジョギング)をほぼ毎晩午後9時前後に1キロから2キロほどしてみた。
目的はウォーキングよりハードな口呼吸を主体とする有酸素運動によって精神疾患(僕の場合はもっぱら不眠と日中の認知能力の低下)改善のためだった。だけども、結論としては床につく3時間位内に有酸素運動をすると深部体温が上昇してしまうし、心拍が上昇したりで不眠は悪化してしまった。
 僕の場合、ジョギングとはいえ1㎞も走ると全身汗まみれでもうヘトヘトになってしまうから軽く数百メートルをスロージョギングして、それにウォーキングを交互に組み合わせたような負担の少ない有酸素運動の方が無理なく続けられるような気がした。
 というわけで、一旦1㎞4分台~5分台前半でジョギングするのは止めようと思う。

 本当は心身がもうちょっと好転したのならジョギングを日課に取り入れたかった。
なにしろ、精神と運動の関係の重要性を謳った文献には良い面ばかりが目立つ。
 適当にあっちこっちの記事を抜粋すると以下の様なものがあった。↓

◉日常的ランニングはうつ病予防に最も効果がある。
◉ランニングやジョギングなど有酸素運動は筋肉(主に遅筋)・心臓血管が強化される。
◉走るとエンドルフィンが分泌されてストレス免疫がつく。これによりストレスに積極的意思で立ち向かえるよになり、苦しい行為が苦にならなくなる。
◉肉体的ストレスへの適応は精神的ストレスへの適応をも高める。これは全機性という部分は常に全体に関連するという概念に基づくもので、身体の変化に脳が気づき、生理反応や認知・気分の変化を与えるというもの。
◉有酸素運動は持久力をつけ、少ないエネルギーで効率のよい運動ができるようになる。筋腺維が使われ発達すると、脳の調節がリセットされ、運動で脈拍は増えにくくなり呼吸も心臓の働きも過剰に反応しなくなり省エネ化される。
◉精神的ストレスの蓄積は有酸素運動によって発散される。精神的ストレスは日常的に蓄積されるため、日常的な有酸素運動を取り入れると毎日精神的ストレスを発散できることになる。
◉ストレスマネジメントの見解から、リフレッシュを期待するなら20-30分の有酸素運動が望ましく、活動時間はサーカディアンリズムに則した昼間の運動が望ましい。夜の運動は効果は落ちるが全く運動しないよりは夜運動してもデメリットは無い。
◉ダイエットを期待するなら食前に運動するのが良いが、精神的ストレスを発散させたり、体力が衰えている人の場合は食後の方が良いとされる。
◉ランナーズという雑誌によると、就寝時間以外で6時間以上空腹がづつくと太りやすい体質になってしまうから、こまめに栄養を補給しようとのこと。
◉就寝前に軽い筋トレやストレッチを行うことで、入眠しやすくなり、成長ホルモンの分泌も促進される。
◉深部体温はサーカディアンリズムにより日中に高まり夜は下る。深部体温が下がるときに人は眠気を感じメラトニン生合成が進み睡眠に適した状態になる。だから夜の深部体温を上げるほどの運動や入浴はほどほどにしなくてはならない。
◉有酸素運動もFATIGUE FACTOR(ff)という疲労物質を分泌させるから、脳の脳幹の間脳の視床下部にある自律神経中枢が疲弊し疲労を感じるが、有酸素運動によるffは疲労回復物質(FATIGUE RECOVER(fr))の分泌も促進させ、精神疲労にも有効に働く。よって、日常的有酸素運動は精神疲労を回復させる力を向上させてくれることが期待できる。有酸素運動は自律神経中枢を鍛えることができるのだ。→運動が脳を鍛えるというロジックへと発展する。
frは睡眠中に最も分泌される。有酸素運動のffに比例してfrも分泌が増えるが、frには限度があるため、過度な運動は体調を崩す原因となる。疲労の度合いである疲労感をモニタリングする癖をつけることで、自分に適した運動量を継続的に行うことが理想。疲労感のモニタリングにはビジュアルアナログスケール(視覚的アナログスケール)と呼ばれる表を作りそこにグラフなりを記入していくことで主観的に正しいコンデションの把握が可能となる。

断食・絶食・低カロリー食と精神疾患



 日経サイエンスの2013年8月号にプチ断食に関する記事が載っていた。
それによると、霊長類以外の動物では断食・絶食・低カロリーの食事などでカロリー制限を行うと健康で長寿になることが判明しているが、霊長類では寿命は伸びたとの結論には達せなかったとのこと。
 一時期、カロリー制限でサーチュイン遺伝子なる長寿遺伝子がオンになって寿命が伸びると言われたことがあったけど、どうも疑わしいらしい。
 ストレスは神経細胞のアポトーシスを起こすが、断食マウスでは脳由来神経栄養因子(BDNF)の濃度があがり、神経細胞の死滅を抑制することが確かめられたとのこと。
 脳由来神経栄養因子はうつ病・アルツハイマーなど全ての精神疾患に関係するとされるため、断食によって精神疾患が改善する可能性を示唆している。とはいえ、実際に断食などカロリー制限により精神疾患が改善したとの事例は無いし、脳由来神経栄養因子が少ないから精神疾患を発症したという因果関係は見つかっていないらしい。
 まだ、断食はオートファジー(細胞の損傷した部分を処分する働き)を活性化する働きもあり、中枢神経系で蓄積したβアミロイドなどの有害タンパク質の除去を促す作用も存在する。

 体細胞クローン羊のドリーは断食によって細胞の潜在能力を引き出すことで誕生したというようなことを村上和雄が言っていたのも思い出される。

 一方、「うつ」は食べ物が原因だった! (青春新書INTELLIGENCE)では現代人は豊食になったとはいっても、栄養素は足りていないため、誰でもうつ状態に陥る可能性があると述べている。著者はサプリメントでも一日の摂取量の目安以上に取った方が良いと述べている。

 日経サイエンス8月号とこの著書では一見相反することを言っているようだけど、両方とも”糖質を控えたカロリー制限”を推奨している。いわゆるGI値という値が低い食事を心がけることが説かれている。炭水化物は低GI値のものにし、ビタミンやミネラルはサプリメントも使って充分摂取するのが望ましいらしい。

 日経サイエンスは健康雑誌ではないし、サプリメントを売り込むビジネスをしているわけでもないから現状の研究について報告が載っていただけなのだけども、断食に関しては週に1-2日は1-2食抜いてみた状態を断食と呼んでいるらしかった。

 つまり、日常的にGI値が高い白米やパンは控えめにして、週に1-2食抜いてみると脳由来神経栄養因子なるタンパク質が活発に生成されるから、結果として脳に良いし精神疾患の改善にも有効かもしれないと。
なんか、脳由来神経栄養因子は有酸素運動をすると増えるってのは度々耳にするから、両方兼ねると不眠症も改善して睡眠薬無しても眠れるようになるかもと。んー、そんな元気があればいろいろ問題ない気が。
なんか、いつも朝食抜きで運動部に入ってる学生辺りが最適な感じが。

DSC-RX100M2とDSC-RX1R

ソニーからコンデジのDSC-RX1RとDSC-RX100M2が発表されたので、ちょっと遅れてピックアップ。
ソニーはモノづくり以外で収益上げるようになってきてるらしいけど、やっぱりソニーにはモノづくりが似合う。
 ミラーレスのNEXを発売しだしたころからデジカメ業界はソニーを起点に動き出しているし、今回の後継機2機種はその動きを一層加速させ他メーカーを引き離しにかかっている。

 
 DSC-RX100M2はDSC-RX100の継機。1インチのセンサーが画素はそのまま裏面照射型CMOSセンサーへと進化した。
 20MPという超高精細な裏面照射型CMOSセンサーで高感度でも低ノイズかつ高精細を可能にしている。
 レンズはF1.8(ワイド端時) -4.9(テレ端時)
35mm判換算28-100mmの3.6倍で超解像技術を使った超解像ズーム7.2倍での撮影が可能というのはRX100と同じ。
液晶モニターは固定式からチルト可動式へと進化したとはいえ、上方向に84度曲がるだけなので自分撮りは不可能。どうせならNEX-5Rのように思い切って180度上に回転できるようして欲しかった。
 起動時間(約2.1秒)/撮影タイムラグ(0.15秒)/撮影間隔(0.6秒)というレスポンス。起動時間はセンサーが大きくレンズバリア式ということが響いてかずいぶん遅い。

 価格は6万超となっているからお買い得ではないし、今自分が買うなら旧機種かNEX-5Rダブルズームレンズキットの方がいいかな。

 DSC-RX1Rはローパスレスのフルサイズコンデジとして登場するということで、よりビビッドな写真が撮れそうです。こっちも2430万画素と画素数には変更ないようです。
 マイナーチェンジというかRってローパスレスって意味なだけかな。
寸法も質量もRX1と同じで、スペックも殆ど同じの様子。新作のためかローパスレスの方が4万ほど高いのだけど、最近はAPS-Cサイズのコンデジはどこもローパスレスでローパスレスブームになっているようだから高くても売れそうな予感。
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