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現実RAW

深淵の脈動
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  • 06/30/23:07

初耳!老人党

 新聞をペラペラ捲っていて発見したのですが、老人党という仮想の政党があるそうです。
仮想なので実際の政党ではないそうです。
 なんでも”なだいなだ”さんという方が立ちあげたバーチャル政党なのだそうです。
一応なだが姓でいなだが名らしいですが、なだいなだは本名ではなく、スペイン語で”なにもないとなにもない”の意だとか。
道教の無為自然に近い感じかな。
 このなださんは精神科医で作家であり評論家&エッセイストという多能なかたらしいのですが、なんっともう80歳過ぎてるそうです。
 ってことは、うちの祖母よりも高齢なのに、インターネット上でバーチャル政党を旗揚げしてるなんって、とってもエキサイティングでアバンチュールな方みたいです。

 さて、僕は老人ではありませんし、老人がないがしろにされている!!なんって思って無かったわけですが、新聞に記載された彼の意見を読んでちょっと共感してしまいました。
 昨今は世知辛い世の中ですので、世の中の大半の人たちが、『弱者=怠け者の根性無しでもって努力が足りなくて、社会に甘えていて弱くて生物学的に淘汰されて当然の存在』というように捉えられているように感じていたわけですが、このなださんのような弱者救済の視点を持っておられる方がいたことにホッとしました。

 確かになださんが言う通り、どの政党も政治家も経済の建て直しなんかに目がむいちゃていて本当に弱者を救済しようと言う思いが感じ取られないです。
 なんかもう、どっかの国に数人の王子がいて、王位継承権の正統性やら支持を国民から得たいが為のマニフェストみたいなのばっかり作ってますよね。
 まぁ、それでも国民をまるっきり無視して権力・支配力に奔走しているよりかはマシなのかも。民主主義の概念が登場する前はずっと為政者は国民のことなど眼中に無く、ただひたすら権力闘争に明け暮れていたわけですから(パックス・ロマーナの頃は例外かな)。


 ふむふむ、老人党のホームページを拝見する限り、入党離党は無料かつ自由で「自分は老人党員です。」と名乗ればOKなのか。
 じゃあ、僕も今日から老人党員ってことで!
 

彼の著作でちょっと読んでみたいなと思った書籍を掲載しておきます。
なださんの著書はやけに在庫切れが多いですね。
今度、図書館で探してみよう。

 民族という名の宗教 人をまとめる原理・排除する原理  /なだいなだ/著 [本]

民族という名の宗教 人をまとめる原理・排除する原理 /なだいなだ/著 [本]


権威と権力 いうことをきかせる原理・きく原理  /なだいなだ/著 [本]

権威と権力 いうことをきかせる原理・きく原理 /なだいなだ/著 [本]



信じることと、疑うことと /なだいなだ/著 [本]
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このニュースにドキドキ

では恒例の気になるニュースを

【カード情報流出】
これだからカードは恐いです。もう、ネット決済なんか出来そうにないっす((;゚Д゚)ガクガクブルブル。
カードそのものは手元にあって紛失したわけでもないのに、企業から情報が流出していくなんって。
レスポンシビリティーがなってないっ。
被害に遭われた方はお気の毒さまです。
コンプライアンス!とか叫ばれてる時代なのにどうしてこういう事件が起こったのか?もうちょっと制度だけじゃなくて倫理面でも改善させて欲しいものですよ。

【中国では神話・伝記を題材にしたファンタジーは禁止】
だそうです。神話や伝記は改変しちゃダメってことです。
ドラゴンボールも封神演義も中国での放映はアウトなのかな?。

うーん、共産主義って理想的なようで、現実は思想や情報統制が凄まじいですね。
しかも、こういう上記のような制度はどこまでアレンジしたらアウトなのか明確でないから小説もゲームも創作しにくくなっちゃいますよね。
まぁ、日本でも最近は自由闊達さが失われつつあるように感じますが。
時代の価値観とかモラルから逸脱してないのなら、そんなに表現の自由を制限しなくても良いような・・・。
どうすることが、万人を幸福な状態にするのかとか考え出すと答えは簡単に出せないような問題ですけどね。

【空き家率全国平均13.1パーセント(2008年度)】
そっ、そんなに空き家だらけなのか!!
長野なんか19%も空き家だとか。
まだ今の所は日本の人口自体は減少が始まったわけではないのに。
ということは、都市化が進む一方で過疎化が進んでいるということを証明してるってことですね。
さらに今後は単独での生活が困難になった高齢者がどんどん老人ホームやらに入居しちゃうわけで、こういった傾向に拍車がかかっていくのでしょうねぇ。
 利用されない空き家が増えていくってことは、治安の面でも良くないので早急に対策して欲しいですね。
 ちょっと政府が考えれば良いアイデアが浮かぶんだろうけど。
 
【東芝はSDXCを作ります】
SDHCの後継のSDXCが登場しますよー。
そうなると、デジカメも携帯電話もパソコンも電子辞書もIT器機は大挙して移行しなきゃならないですね。
まぁ、USB3.0もそうですけど、こういう場合はメーカーよりも消費者が購入タイミングで大混乱しちゃいますよね。
 果たして、旧式の安いモデルを買うべきか、高くてもハイスペックでスピーディーな新モデルを買うべきか?ってね。
 にしても、リード最大毎秒60MB/ライト最大毎秒35MBの転送速度ならほんとストレスなさそうですね。
 そうなると、デジカメとか一秒間の撮影可能枚数(連写)の性能が格段に上がりそうですね。
 ただ、メモリーカードそのものは淘汰されてきてますよね。コンパクトフラッシュやメモリースティックなんかも生き残りが必死ですね。








ひきこもりはHQが足りない

脳教育2.0 子どもに最も必要な能力HQ   [本]

脳教育2.0 子どもに最も必要な能力HQ [本]


 なるほど、ヒキコモリの僕にはHQが足りなかったのか。
 図書館で『脳教育2.0 子どもに最も必要な能力HQ [本]』を借りてきてちょっと気になったヶ所を斜め読みしてみた。
著者は人間性脳科学研究所所長の澤口俊之(さわぐちとしゆき)氏。本書の価格は1680円。
 相変わらず、書店には生き方書の類(自己啓発書・ビジネス書・思想書など)が溢れ返っているけど、余白だらけで児童文学みたいにどでかい文字で書かれた濃度の薄い本が目に付く感じだ。そんな容量の少ない本が多い中、『脳教育2.0 子どもに最も必要な能力HQ [本]』は論文の如くビッシリと専門的な言葉を交えながらも誰にでも受容しやすい文体で書かれている。
 本書の一番の良さは著者の思考が科学とか心理学と言ったカテゴリのどちらか一方に傾いているのではなく、総合的ホリスティック的思考によって書かれている点だ。 
 概(おおむね)ね精神科医や心療内科医によって書かれた書籍というのは精神疾患が脳に異常があることを認めながらもMRIやCT等のデータに関してはそれほど重視していないことが多いように感じる。その点、本書は心理学的観点だけでなく科学的観点もくみしながら考察されている。
 
 気になるタイトルのHQとはhumanity quotientの略で”人間性知能”を意味するそうだ。そのHQを司るのが大脳の前頭前野(額のすぐ奥にある脳みそ)にあるとのこと。よって、社会への適応能力を欠く人たちはHQ(人間性知能)になんらかの問題があるのだそうだ。本書では様々なHQ障害症候群の形態を取り上げ、著者がHQ障害症候群だと考える人のMRI画像のデータから脳科学的に分析していくと言う手法がとられている。もっぱらHQ障害症候群の人は前頭前野が萎縮していたり、働きが著しく弱いのだとか。
 
 澤口氏によると、精神障害者もADHDもLDもASPD(反社会性人格障害)もサイコパス(psychopath 《精神病質者》psychohaは精神でpathは病質者)もニートまでもがHQ障害症候群に該当するのだそうだ。
 
 さて、僕自身は何を隠そうヒキコモリである。ニートとヒキコモリの定義は明確ではないようだけど、どちらにしろ社会生活を送るに当って何らかの問題を抱えていて社会に適応できていない無職の成人ってことには変わりはない。
 ニートはNEET(not in employment, education or training)のことで、インプロイメントはワーク(仕事)と同じ意味。だから教育も訓練も仕事も成すことが出来ない人ってことかな。
 このニートと言われる人たちまでもが前頭前野に問題があるそうで、HQ障害症候群に該当しちゃうのだそうだ。ならば、僕もこの理論に従えばHQ生涯症候群なのかもしれない。僕はもう何年も慢性的な不眠症で、常々無気力で全てを放り投げてももっと放り投げて何にもしたくない感じが頭の中を漂っていたりする。そんな生活はダメだと思っているから就活したり、ちょっと何かの資格の勉強とかしてみるのだけど、そういうことをやろうとした途端に頭痛・吐き気などの様々な体調不良に襲われリタイアしてしまう有様だ。そんな繰り返しで無為徒食な日々を送っている。
 これは僕自身も前頭前野に異常があるのだろうか?(もし、萎縮してるとか言われたらそのままアルツハイマーになって消滅してしまいそうだ。)
 
 ところで、著者の澤口氏はHQ障害症候群ではないので、HQ障害症候群の精神の内面的状態は把握しにくいのではないかと思う。そこで、仮に僕がHQ障害症候群だとして、僕の外面に生じる症状以外の内面的症状を述べるなら以下のような状態にある。それは、不眠がもたらしたものなのか社会学的・環境学的・心理学的なものが作用して起こったものなのかは定かではないが、クオリア(質感)・感受性・インスピレーション・感覚・感情と言われるような情動系メータが標準を著しく下回っているように感じることだ。こう、お笑い番組とか見ても笑えるどころか虚しさを感じるし、心地よいはずの音楽を聞いてもその実感が湧かない。そんな感じで心地よいとか爽快という状態が精神から乖離したためか不眠症から抜けだせずにいる具合だ。

 人が本を手に取って主体的に読もうと思う時は、その本の中に何らかの答えを捜し求めている時だ。僕の場合は不眠症だから、不眠と密接な”脳 ”がタイトルに付く書籍には目が行ってしまう。
 だが、本書には僕が求めるようなスッキリとした答えは見つけることができなかった。尤も僕は気になったヶ所をさらっと斜め読みしたに過ぎないので見落としているだけなのかもしれないが。
 ともあれ、個人的には澤口氏の科学的な目線で統計を取りながら理論的に語る文体が好きだし、HQ障害症候群がどうしたら治せるのかについても続編で論述して頂きたいと思う。
 
 
 
 

カメラのこと写真のことをしっかり知りたいなら

デジタル一眼レフの疑問200+76 基本   [本]

デジタル一眼レフの疑問200+76 基本 [本]


書店にはデジタルカメラや写真に関する本が溢れている。
でもその中に本当に分かり易くカメラや写真についてちゃんと満遍なく説明されている本がどのくらいあるだろうか。
実は本当に知りたいことについて記載されているカメラ本はあまりないように思う。
ところが、ついに見つけてしまいました。
デジタル一眼レフの疑問200+76 基本 [本]
この本です。値段は2000円近いですが、内容は充実していて永久保存版に相応しい代物でした。
撮像素子一つとってもCCDやCMOSにシグマのDP2に搭載されているものまで詳細に書かれていました。これを読めば写真のことカメラのことを余すこと無く理解できるでしょう。
熟読すればデジカメエキスパート1級でも高得点を叩きだせるかもしれません。

ペンタックス k-7

【★送料無料】ペンタックス(PENTAX) K-7 レンズキット

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PENTAX/ペンタックス ペンタックスK7キット K-7 ※ボディのみ ★待望の再入荷!! 【送料代引き手数料無料!】

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 すっかり中判デジタル一眼の開発に全力注がれてしまっているのかと思っていたけど、超注目の名器がここに登場しました。
 その名はプレミアム・スモールK-7。
 高スペック・多機能なこのデジイチはまるでソニーとニコンとオリンパスの長所が合体したかのようなハイクオリティな性能を宿していました。
 
 K-7の何がそんなに凄いのかを箇条書きしてみると以下のようになる。
●ファインダーの視野率が100%であること。
●ライブビュー撮影は位相差もコントラストもどちらのAFも使用可能であること。
●いちいちPCを介さなくても合成やフィルターなど充実した加工機能が楽しめること。

この3点は他のデジイチより飛び抜けて優れていると断言できる。
他にもk-20Dの後継に相応しいマグネシウム合金の外装で-10℃での動作も保障する防塵・防滴構造やボディ内手ぶれ補正を搭載していること、11点の測距点のうち9点がクロスセンサーであること、5.2/1秒の高速連写が可能であることなどの点で秀でている。さらに流行に漏れることなくハイビジョンでの動画撮影にも対応している。
 また、電子水準器も搭載されている。

 気になる価格は現在のところはレンズキット付きで12万円代で推移している。



【K-7の主なスペック】


◆画素:1460万画素

◆ISO感度:100~6400

◆液晶モニター:3型の92.1万ドット

◆測距点:11点(中央9点はクロス)

◆シャッタースピード:1/8000~30秒 バルブ

◆ストロボ:ガイドナンバー(GN)13

◆質量:ボディ単体で670g

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