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現実RAW

深淵の脈動
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落日のサンクチュアリ

 先月のマイ・センセーショナルなことと言えば、元大臣と有名俳優の飲み比べ対決とか豚の病気が人間に感染するように変異してしまったという通常では有り得ない自然界の動きとか言うことよりも、週刊『マガジン』で連載中の『絶望先生』の中で≪夢日記≫が取り上げられていたことであった。
まさか、自分以外にも夢日記をつけている人がこんなにいるなんって夢にも思わなかったさ。
夢日記だけは僕の最終防衛ラインだっただけに、世俗に生きる普通の人々が夢日記に情熱を投じているなどとは思いもよらなかった。これは自分のサンクチュアリまでもが突破されたような衝撃を覚えずにはいられなかった。
ちょっとググッて見ると306000もヒットするではないか、しかも夢日記のコミュニティサイトまであるではないか。ヤラレタ。もう完敗だ。
僕は週末ひきこもりとかひきこもりもぐりとかではなく、24時間365日の万年ひきこもりとして世俗から乖離した圧倒的なひきもり生活をしているわけで、それ故に現実よりも夢の中でこそリアリティーをクオリアを感じ、夢の中で経験値を積んで生きている。そんなわけで、人生の思い出とか振り返ってみれば夢の中での出来事ばかりが脳裏を駆け巡るほどだ。
だが、そんなマイ・サンクチュアリも落日を向かえた。人間たちは現実を謳歌し、現実世界で経験を積み思い出を蓄えるだけでは飽き足らず、夢の世界でも同質のことを追い求めだしたのだ。
しかも、そこに心理学だけじゃなく科学も加担しようとしている。見たい夢を見る機械や夢の中の光景をディスプレイに映し出す念映投影機みたいな機械も作られようとしている。これは精神世界に対する侵略ではないか。無意識なる深層心理は薄っぺらな表層心理による侵略によって危機に瀕している。

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