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深淵の脈動
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  • 04/19/23:01

非ベンゾジアゼピン系とベンゾジアゼピン系を比較して

【この記事に医学的根拠はありません。一人の不眠症患者の睡眠薬を服用した実体験に基づく感想に過ぎません。】

 ひと通り、ベンゾジアゼピン系(ベンゾと略す)睡眠薬を飲んでしまったので、不眠症は治らないまま耐性も依存性もすっかり形成されてしまっており、途方に暮れている中で反精神医学を掲げ孤軍奮闘する内海聡の著書を2冊ほど読み、ベンゾジアゼピン系薬剤の恐ろしさを身に染み、尚且つウィキペディアやら各地のサイトでも類似の情報を目撃し、もうすっかり戦々恐々したのが今年の初め。
 あれほどのマイナス要素オンパレードを目にしてしまったらベンゾの抗不安作用も吹っ飛んでしまうというもので、今年に入ってからは精神科医に等価の弱いベンゾと非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の処方をお願いし、作用・副作用の少ない薬に体を慣らそうと心がけてきた。
 ところが、結果的にここ数ヶ月の経験を通して、薬理作用だの科学的なデータだのとは裏腹な実感を強めている。抗うつ薬でも望むような抗鬱作用は見られなかったから、向精神薬というのは服用者の実体験と薬理学的な薬理作用というのにはギャップが存在しているものらしいし、やたら個人差という言葉で片付けられてしまうのでハッキリしない部分が散見される。人間性格がみんな違うように性格を作り出している脳に作用する薬も現れ方がみんな違うのだと言ってしまえば曖昧なことを肯定的に断言できてしまい、なんとも釈然としない世界に足を突っ込んでしまったようだ。
 
 そんなわけで、非ベンゾジアゼピン系の自分にとっての作用はベンゾより薬理作用が弱くて耐性も依存性も形成しにくく安全だと謳われる通りには実感されなかった。
 非ベンゾジアゼピン系のアモバンやマイスリーを服用してみた限り、作用はベンゾよりも強力なように感じ、超短時間作用型だと言われる割には翌日にもしっかりオメガワン(ω1受容体)へのアゴニスト作用で鎮静効果が引きずられて日中ずっと頭がカチーンと麻痺したような状態に陥ってしまった。数ヶ月も服用し続ければ慣れて日中に副作用が残るのはなくなるのではと期待してみたけども、改善することはなかった。自分はベンゾではこんなパラライズされてしまったような感覚には陥らなかったのでオメガワン受容体への結合作用は非ベンゾジアゼピン系の方が強いような気がしてならない。
 ネット上探しても非ベンゾジアゼピン系に対する感想として薬理作用と逆行した感想を抱いているメンヘルさんは見つからなかったから、これも自分特有の個人差で片付けられるのかもしれない。

 日中の精神活動・身体活動に異常をきたさないために睡眠薬を飲んで眠っているというのに、日中の頭のなかがカチーンと痺れて認知活動がポワンとし働かないのならば、なんのために眠っているのか分からない。これなら超短時間のハルシオンと、ハルシオンの禁断症状(離脱症状)を抑えるために中・長時間のベンゾを併用して飲んで眠った方が翌日のパフォーマンスは捗るかのようにさえ思える。
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