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深淵の脈動
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  • 05/07/02:19

睡眠薬と抗うつ薬

ここ1年くらいは内海聡医師やアシュトンマニュアルといった反精神医学系による情報を目の当たりにして精神科で処方される向精神薬に恐れおののいて減薬に乗り組んできた。ネット上でも幾人かのベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬の減薬・断薬に成功した人のブログを参考にしてみたりもした。
 しかし、約一年間経った今、断薬は完全に失敗に終わっている。
 なんというか、精神科医によると抗うつ薬には入眠を促す作用があるとのことだが、自分の場合はむしろ睡眠薬を飲んでも寝付けないというふうに不眠症が悪化した。しかし、そのことを伝えると睡眠薬を増量してでも抗うつ薬は飲み続けるべきだとの答えが返ってきた。その指示通りに従ったこともあって増量してしまった。
 最近では反精神医学系の考え方よりも記述精神医学(力動精神医学は器の小さい自分では受け入れがたかった)よりに自身の精神障害を捉えるようになってきている。

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 時々、NHKなんかのテレビ番組でうつ病や精神障害の治療最前線の放送を見るけれども、あれは現状とだいぶズレているように思えてならない。まだまだ精神障害はうつ病も不安障害も統合失調症も双極性障害も物理的に検査方法が存在・普及しているとはとても言えないじゃないか。いくつか大学病院や精神科病院にも行ってみてfMRIだの光トポグラフィー検査を受診の際に願い出てみたけれど、こういう検査はごくごく一部の大学病院なんかで実験的試験的に行われているのが実情だといった返答が返ってくるだけで、CTやMRIさえ行われていなかった。血液検査だって甲状腺ホルモンの状態が分かるとかその程度が精一杯らしい。だから、テレビ観て検査で精神障害が視覚化・可視化できるとか期待するのは時期尚早なんだ。
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