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深淵の脈動
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  • 05/11/11:37

新し睡眠薬スボレキサント(商品名ベルソムラ)

覚醒を司る神経伝達物質にオレキシンがあるけど、そのオレキシン受容体を阻害する新し睡眠薬スボレキサント(商品名ベルソムラ)がいつの間にか日本でも解禁されていた。
オレキシンについては柳沢正史や櫻井武が熱烈に研究していたことは知っていたけど、てっきりナルコレプシーの治療薬が先に出るもののと思っていた。ナルコレプシーならオレキシン作用(アゴニスト)の薬理作用かな。でも単純にアゴニストだと依存と耐性の心配がありそうだからベンゾ系みたいに誘導体として開発するのかも。
 
 しかし、精神科・心療内科というところは、精神科医はもっぱらベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬の対処療法ばっかりなので、GABA受容体がもうダメになってる感しかしない。つまり依存と耐性が抜群に形成されて全く効かない。そのうえ近年は線維筋痛症や慢性疲労症候群らしき症状になやまされている。その医学的に認められていないガチのメンヘラ勢が長期化した症状には脳脊髄液減少症なる名前だけで恐ろしい病名まで登場しているけど、これも病名としてしっかり認定されていないらしい。そんなわけで、これらの症状を訴える人はおおかたうつ病・不眠症などの精神症状が悪化して頭から下の肉体でも苦痛が酷くなっているというイメージを精神医学界では抱いているらしかった。
 そんなわけで、たぶんメラトニン受容体作動薬のロゼレム(ラメルテオン)も処方してもらえなかったので、オレキシン受容体阻害薬も却下されると思うけど、一応主治医と相談してみようと思う。
 なぜ、ベンゾジアゼピン系睡眠薬以外の睡眠薬を待望するのか!それはもちろん依存・耐性・離脱症状など様々なリスクにKOされているし、内海聡医師の主張の大半がベンゾジアゼピン系薬剤の批判にあったからなのだ。
 おそらく、受容体を阻害する系の薬には依存と耐性は形成されにくいはず。しかし、新薬であるから副作用には戦々恐々としている。半減期が10時間以上あるらしいので、翌日の頭の働きが低下する可能性もある。非定型精神病薬のセロクエルは作用時間も半減期もあっという間という説明だったけど、体感的には翌日もその翌々日もめちゃめちゃ残っていたので、日中の覚醒回路フラグシップのオレキシンを阻害したらどうなることやら。でも劇薬では無いらしいからODしたらこのまま眠り続けて死ぬ可能性は低そう。






食欲中枢でもあるもんね。まぁ、痩せ薬としても処方されるのかなぁ。

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先日のスペインはバルセロナからドイツのデュセルドルフ行きの飛行機がフランスのアルプス山中に墜落した事故、副操縦士の方、メンタル失調してたそうじゃないですか。
これ、メンヘラにプライバシーなんって剥奪してしまえのパターンになりそうですね。
守秘義務的な領域パンドラの箱みたいに開けられちゃいそうで怖いけど、まぁ、無職の自分にはそんなに影響は無いかもしれない。つまり、働いているメンヘラさんで職場に病気のこと秘密にしているケースがね。
うつ病だからサイコパスとは違うんだけど、まぁ、世の精神健常者の方から見れば精神障害者=ヤバい人って認識が一層高まりそうで嫌になりますね。
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