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k3Ⅱについて
よく見ると、新たに追加された機能があるのに気がつく。
○リアル・レゾリューション・システム:フォビオンセンサーのように1画素ごとの色情報全てが抽出されているというもの。緑色は2回撮影されて連写4枚の合成によって成り立っているという仕組みみたい。
スローシャッターや被写体が動くと難しいのではと感じるので静止画向けなのかもしれない。
まぁ、ローパスレスで風景写真撮影する時には日本の緑の色再現性は完璧に表現できるのかもしれないし、大抵の日本人は一番撮影している被写体が緑が活きる風景がだったりしそうなので、そういう点においては良好なのかも。
○GPS機能搭載。
これが画期的なのはアストロトレーサー機能も一緒に使えるようになったことで、天体撮影にもぐっと秀でた機種に生まれ変わった。日本の気候は天体撮影には向かないけれど、アストロトレーサー機能が使えれば星が流れないから一つ一つの星の光をしっかりキャッチできる。長時間露光での天体撮影に最適な代物。
ボディ内手ぶれ補正やAFスピードも改良されている。
手ぶれ補正はK-3は3.5段だったのがK-3Ⅱで4.5段に上がっている。手ぶれ補正機能が搭載されていないレンズでもどんなシーンでも活用できそう。レンズ内手ぶれ補正を採用しているメーカーも単焦点レンズはほとんどレンズ内手ぶれ補正機能が搭載されていないわけで、単焦点レンズ派のユーザーには4.5段の手ぶれ補正はかなり魅力的かと。レンズ内手ぶれ補正で有名なのがキヤノンとニコンだけど、両社とも4段分まで対応していれば良い方なので、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラではk-3Ⅱが手ぶれ補正は最高かと思われる。
一方、APS-Cより少し小さなセンサーを採用しているマイクロフォーサーズではオリンパスのOM-D E-M5 Mark Ⅱが5軸手ぶれ補正の5段を実現していて、これが現状では世界最高峰であるらしい。
フルサイズではソニーのEマウント ミラーレスのα7Ⅱが5軸手ぶれ補正のボディ内手ぶれ補正最高4.5段だそうで、一眼レフからのαユーザーには重宝されそう。フルサイズ対応のEマウントレンズはまだ数が少ないけれど、マウントアダプターを介して様々なレンズを手ぶれを気にせず使える。
各社なんだかⅡはぱっと見気がつかないところで正統進化しているもよう。
とまぁ、上記のような機能が追加されている。が、k3にあったフラッシュはk3Ⅱには非搭載で外付けが必要になっている。天体撮影派にはフラッシュなんって不必要なので撮る人を選ぶカメラとしてオールマイティー路線からは枝分かれした感がある。
個人的にはフラッシュは要らないとしても、液晶モニターは可動式であって欲しいし、タッチパネル操作も欲しいし、ライブビュー撮影は像面位相差を搭載して欲しい。ボディ内にWi-Fi機能も内蔵して欲しい。スマホやタブレットのアプリとの連携も充実させて欲しい。そこんとこを望むとキヤノンEOS D8000
かkiss8iしかAPS-Cクラスのデジタル一眼レフには今のところ存在していないので、まぁもう少し色々出揃うのを様子見という感じ。ニコン5500の後継機やソニーのトランスルーセント機の新機種にも期待がかかるけど、両方とも当分発表なさそうな。
今までソニーのミラーレスを使ってきて何度か水没したりとアクシデントは発生しているけれど、割れたり壊れたりはしていないので、金属ボディの防塵防滴仕様は自分には必要ないかなぁと。
k3はだいぶ安くなっている。
K-5IIs↓はローパスレスのボディ単体で5万円以下になっている。ハイスペックにして、とても魅力的な価格。
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