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深淵の脈動
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  • 04/16/23:30

うつ病・不安障害と線維筋痛症と慢性疲労症候群の症状がそっくり

たまには、途絶え途絶えのツイッターを見るのだけど、慢性疲労症候群のフォロワーが四六時中リツイートを行っていて、そのエネルギーからどの辺が慢性疲労症候群なのか、僕のほうがよっぽど重症ではないかと実感してしまうのだけど、大量のリツイートのリンク先の記事がうつ病・不安障害と慢性疲労症候群や線維筋痛症(せんいきんつうしょう)の症状がそっくりで驚いた。
 慢性疲労症候群は疲労度が強くて線維筋痛症は疼痛が強いという若干の違いはあるみたいだけど、その他の症状はほぼ同一で、うつ病や不安障害の症状も伴っている様子。しかも、この4つの病気に共通しているのが、不眠と睡眠薬を飲んで寝ても眠りが浅くて長時間きっちり眠らないと日中の生活に著しい支障が出て病状も酷くなるということ。
 というわけで、自分も、慢性疲労症候群や線維筋痛症ではないかと思い込んでしまう始末。
 それで、一番知りたいのは「どうしたら良くなるのか?」ということなんだけど、本当に救いがない。脳ドック検診でMRIやCT撮ったりあらゆる検査しても器質的な症状を引き起こしていると断定できる異常が検知できないらしい。これが現代医学の現状。しかも、CTやMRIはレントゲンより体に負担があるから受けたくない。
 結局、慢性疲労症候群や線維筋痛症の患者は精神科・心療内科を受診して、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬・抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬を処方され、精神・神経を落ち着かせて苦しみを緩和させるという対処療法をしているのだとか。つまり、うつ病・不安障害と症状も通院先も処方薬もほぼ同一の様子。
 もちろん、病気も障害も個人差が大きいから、病状が重い人はタイピングするエネルギーも枯渇していて、無理にタイピングしたら関節や腱の疼痛症状が強く出るだろうし、頭の調子も辛くなる一方という具合なんだと思う。
 その他の、治療方法・改善方法はありきたりで、保険適用外だから金銭的に厳しいものばかり(各種サプリとか整体やカイロプラティックといった民間療法など)。
 自宅でできてお金がかからないのはストレッチ・柔軟体操・自律神経訓練法・太極拳・ヨガ・認知行動療法・脱感作療法・筋弛緩法(息を数秒吸いながら体に力を入れて、数秒止めて、脱力しながら数秒息を吐ききるというもの)というのしか分からなかった。

 なんか、2013年の前半は向精神薬(主にベンゾジアゼピン系)の減薬・離脱・断薬というプロセスに取り組んでいたのだけど、それを実行中の時にパニック発作が起こって残遺症状が残りっぱなしの苦痛が頭にこびりついてるので向精神薬にすがるパターンに戻りつつあるし。
 たぶん、もう二度と内海聡や反精神医学のロジックを受け入れることはないと思う。もちろん、内海聡や反精神医学の理論は社会生活をそこそこ送れている健常者の方々(世の大多数)の価値観には共鳴しやすい説得力があると思う。普通の人たちは精神の領域は精神論というモードで生きているし、それが人間の思考回路のデフォルト設計だとも思う。でも精神を司る器官の脳でイレギュラーが起こってしまうと、その思考回路についていけないし、普通の人間たちの思考回路によって構築された社会生活に適応できなくなってしまう。常識的に考えればどれだけ辛くても働かなくてはならないのだろうけど、心身がそれに応えられない。

 世界はどんどん弱者に向ける心の余裕を失っている。だから今、ネットができる環境にある弱者もこの先オンラインに居場所を見つけるのは難しくなってしまうのだろう。
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