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深淵の脈動
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  • 04/19/08:54

マイノリティーな結末

「魔術師オーフェン」「エンジェル・ハウリング」のその後を描く書き下ろし小説を収録した「秋田禎信BOX」が登場 (Gigazineから)


 オーフェンとエンハウのその後を描いた短編が「秋田禎信BOX」として受注予約発売されるとのこと。

 

 う~っ、そうなってしまうようなことは予測していましたが、この結末はちょっと残念です。しかも価格が7350円というのも驚きです。プレミアだと覚悟すべきでしょうか。
 

 いやぁ、ここ数ヶ月はすっかりあのウェブ2.0に反逆するかのようなクラシカルな落ち着きに満ちた空間にも足を運んでませんでしたからねぇ。

 なんせ、マイケル的前傾姿勢で読み進める忍耐を枯渇してしまいまして、あいつがこいつでこいつがあいつでと思考錯誤しながらの両立に破綻致していたわけです。
 

 エンハウの方は全巻買い揃えたものの、読んでると冷え性になることが発覚したというか、僕はキッチリとオーフェン派なわけです。えぇ、その影響で目つきは鋭く、全身黒尽くめで箪笥(タンス)を開けても真っ黒で何が入っているのかも見分けがつかず、おまけに黒い服を目がけて突進してくる蜂の大群に襲われながらも今日ここまでか細く生きながらえてきたわけです。

 ん~、しかし思い返してみると、僕はオーフェンという人物そのものが好きだったというよりも秋田禎信氏の描くオーフェンの世界観や雰囲気というやつが堪らなく好きだったわけです。むしろオーフェンそのものは、現実の世界にいて上司だったりしたら大嫌いになること間違いなしでした。ガンを飛ばすような目つきをし、上から目線で正論を断定的に言い放ち、オールマイティーな優等生で、どこか近寄り難いピリピリした雰囲気を纏う彼を同性として好きになれるはずがありません。まぁ、でも今思うとこう思うだけで、オーフェンを読んでいたころはオーフェンって年上でカッコイイなぁとか思っていたような気がします。


 そういえば、オーフェンの最終章ってなんか聖域に対してオーフェンが森田療法を施すような感じのスチエーションになっていたなぁと思ってみました。

 絶対、安全領域にヒキコモリのように閉じこもろうとする聖域に向かってオーフェンは、閉じこもるんじゃなくてあるがままを受け入れるんだとのカウンセリングを施すというような。そして、ヒキコモリは世界と繋がり、ゲドは影を取り戻し真の生き方を手にした。








 
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