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気になるコンデジ
RICOH ハイブリッドAFシステム搭載 光学10.7倍ズーム CX5
うーん、森ガールっぽさをアピールしているわりにはモードダイヤルが硬くて回しやすいとは言えない操作感が・・。
当たり前だけどデジカメは電子機器なので使うに当たって電源ボタンをプッシュし、続いてシャッターを押すかメニューやモードダイヤルを操作してから撮影に映る。だから、電源ボタン及びモードダイヤルやメニューボタンの操作性は他のボタンよりも快適であることが求められる。ただ、操作性はメーカーのウェブサイトやカタログを眺めていても伝えきれない。それに手の大きい人、小さい人、器用な人など個人差があるし、そのカメラと波長がある人合わない人がいる。だから、買う前に店頭で実際に手に取り少し触ってみるとそれが確かめられる。
私が不意に落ちなかった点はそこだけで、その他のスペックや多機能性・携帯性・デザインは完成度が高いように思えた。
おそらく、CXシリーズを買う人は写真を普通に撮るだけじゃ面白くないと思っている人だ。豊富なシーンモード。そしてシーンモードから独立したクリエイティブ撮影モード。このモードはオリンパスのアートフィルターに似ていて、ミニチュアライズ・クロスプロセス・トイカメラなど6種の一風変わった表現の写真をとることが出来る。試しにトイカメラに設定して撮って見ると、平凡な写真がトイカメラで撮ったようになったが、イメージしていたのとはちょっと違った。周辺部の露光が落ちて中央部の被写体に吸い込まれるように映るが、全体的にノイジーな感じが欠て感じた。普段の撮影ではひたすらノイズは少ないほうが良いとされているけど、回顧的な写真表現にはノイズっぽさが出てきた方が味があるようにも思える。
マニュアル性に秀で、撮影モードも豊富なカメラなので体の一部に感じられるほどに使いこなせばカメラが表現できる領域を把握でき、イメージとの同調も得易く長く愛用できそうではあった。
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