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深淵の脈動
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  • 03/29/08:42

ロゼレムが効かなかった

依存・耐性・離脱症状に加えてアルツハイマー病など認知能力の低下が指摘されているベンゾジアゼピン系睡眠薬の服用を止めたくて減薬・断薬のためにロゼレムを処方してもらったものの、さっぱり効かなかった。
これが全く作用を実感できない。それなりの月日は服用したものの自分の精神障害・メンタル失調の中でも不眠症は改善されなかったし、日中の体調不良もなんら改善しなかった。
というわけで、ベンゾジアゼピン系睡眠薬のサイレースに加えて非ベンゾジアゼピン系睡眠薬のルネスタも処方してもらっているのが現状。
つまり、ベンゾジアゼピン系も非ベンゾジアゼピン系も減薬も断薬もロゼレムでは成功しなかった。

ロゼレム(ラメルテオン)はメラトニン受容体作動薬に分類されるからサーカディアンリズム・体内時計と言われる回路に働きかけて自然な生体リズムを取り戻してくれるはずだった.......だが、そうはならなかった。昔は普通に存在した自然な眠気などやって来なかった。半減期2時間らしいけど、この間作用も副作用も感じない。
 なぜだか分からないけど、GABA受容体に作用する一般的なベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系睡眠薬には依存・耐性・離脱症状が起こりうるのに、メラトニン受容体作動薬にはこういった副作用を聞かない。服用しても即効性が無いタイプの薬の有無なのだろうか。
それとも処方歴が少なく服用者も少ないから副作用の報告も少ないためだろうか。いずれベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬のように残念な副作用が報告されるようになってしまうのだろうか。

それはさておき、何故、自分にロゼレムは効かなかったのだろう。そもそも慢性的な不眠症を持っているメンタル失調者の不眠はサーカディアンリズム・体内時計ではなくGABAなど恒常性維持機能で異常が起きているということなのだろうか。うーん、そうやって説明されたのならそんな感じもするけど、メラトニンはトリプトファン→セロトニン→メラトニンへと変化するとするなら、セロトニン神経に作用する抗うつ薬が処方される理由は?
 多くの場合、うつ病と不眠症は併発しやすいと聞く。不眠症なら日中活動的になれるはずがなくうつ病を発症するのは当然に思える。普通に考えれば当然じゃんと思えることもうつ病と不眠症の脳内での関連を具体的に説明した図表は見たことがない気がする。うつ病なら局所的にセロトニン神経やノルアドレナリン神経の働きが弱っているから云々という説明がされているわけで、そこからGABA神経までへのプロセスはどうなっているのだろう。マウスでもネコでもイヌでもサルでもヒトでも共通しているはずだからもう少し俯瞰的な説明があっても良いはずなのに。
 神経細胞の疾患はそんなに単純ではないだろうし、神経細胞は他の体細胞と違って柔軟性が無いから薬の服用で治るという期待は持てないのだろう。うん、そうやって考えると諦めがつく。
 オートファジーだって、様々な病気への関連が指摘されている。オートファジーは全ての細胞で働いている仕組みだし、ミトコンドリアだって全ての細胞に存在するじゃないか。細胞小器官オルガネラなんだから。
 がん細胞だって発がんに関係する遺伝子もがん抑制遺伝子も複数あるそうだし、どこの遺伝子に異常が起きてがんになるのかなんって21世紀の現代でも分かってないじゃないか。遺伝子の検査なんって聞いたことがないや。
 だからより複雑で検査も診断も難しい脳で起きているメンタル失調に対しては薬の服用で治るという期待は自分はやめておこうというふうに最近はシフトしてきている。だからといって、睡眠薬を飲まなかったら眠れずにさらにメンタル失調して死んでしまう。対症療法として飲まざるをえない。今までの経験から自分の病は一生治らない、だから精神科で精神科医が処方する薬に対しても期待と諦めをぐだぐだ抱きながら生きている限り服用し続けていくのだろう。

 このブログはそんなメンヘラのメモ。
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