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深淵の脈動
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  • 05/06/20:12

なぜ最近の若者は恋愛や結婚から遠ざかっているのか

というわけで、とくに注目されるデジカメの発表も無く、メンタル失調具合も良くも悪くも変化が乏しく私生活は相変わらずメンヘラヒキニートなので別に書くこともないので、自分には関係のないであろうタイトルを付けてみたところ。

なぜ最近の若者は恋愛も結婚も積極的ではないのか?
分からぬ。かのセクマイの始祖的存在である紀貫之も「人はいざ心も知らず~」【百人一首】というようにいつの時代も同世代同一民族であっても人の心模様は分からないものなのかもしれない。
 アメリカ大統領選挙にしろ現地のアメリカ人有識者やメディアや有名人が口を揃えてトランプが当選するなんってこれっぽっちも思いもしなかったわけで、当事者が分からないんだから異国の人が分かるはずがないという。

 とりあえず平成の世に学生時代を経験した者たちが恋愛・結婚から遠ざかる傾向があるのは事実らしい。
 で、たまにみかける20代30代向けアンケートで現在異性と付き合っていますか?という類の質問に対して女性は男性より10%以上付き合っている率が高いという結果がでている!日本人の男女比はほぼ1:1で変わらないのに10%以上の差が出るということは二股三股している男が存在しているわけで解せぬ。

 恋愛離れ現象の考えられる理由(推測)
0,「オレより女性のことを愛している人間は他に存在しない」by,トランプ
1,恋愛が面倒くさい
2,コスパが悪い
3,感情のムダ
4,時間のムダ
5,女性からみて魅力的な日本人男性が少ない
6,格差社会で非正規雇用が増えているから男性の収入・所得が低く結婚しても生活が豊かにならない
7,恋愛以外に仕事とか友達とか趣味とかネットとかやることが多くて忙しくて、物事の優先事項として恋愛の順位が下がってきている
8,赤ちゃんは欲しいけど生殖活動はしたくない
9,告白して振られたら自尊心とか自分が傷つくのが怖い
10,高畑充希曰く、「あなたといても将来が見えないの」
11,親戚や近所の人や職場の同僚が恋人を紹介してくれない。昔みたいにお見合いとか許嫁のゲゼルシャフト的な風習の消滅
12,人類は共感する生き物であるという前提の崩壊。『君の名は』みたく異性同士でアストラル体をトランスするか、人口知能に意識をシフトして共有するとかしないと誰とも分かり合えそうにない
13、日本人は潔癖症気質なのでスキンシップに抵抗を抱きやすいが、イヌとかネコなどペットなら彼ら彼女らは潔癖症ではないしあぁだこうだと面倒臭い感情を抱かずに接してくれるので手軽なペットを恋人の代替としてしまう
14,13のような理由でペットがいなかったらアプリや漫画・アニメなどフィクションの世界の理想的な異性へ傾倒することで現実の異性を遮断する
15,好きな人がいても親とか家族が従来からの融通がきかない石頭な固定観念の持ち主ばっかりだから反対されてしまう
16,男女平等社会で女性の選択と決定権が拡張したことにより恋愛から結婚とその後の生活へと続くプロセスが宝くじ並の倍率で難しくなってしまっている
17,自分に自信が無いし、そんな自分の遺伝子を引き継ぐ子供を育てられる自信が無い。子育ては環境要因も遺伝と同じくらい大きいと言われるが、そちらも不安定
18,異性より同性が好き
19,SNSによる文面では感情指数が表示されず、真実の愛の有無が測りかねる
20,性ホルモンや情動・感情の神経伝達物質が全般的に減ってる?
21、恋愛から生殖活動までの連続性の崩壊説。
先進国、とりわけ日本人は物事の役割を細分化した社会を構成はしている。資本主義社会による物質と情報の分類は合理性を追求したあげく人間性そのものもロマンチックな恋愛と肉欲のコンタクトとしての生殖を隔てるにいたった。とは言え人間が自我を宿したその瞬間から恋愛=生殖ではなくなっていたのだろうから、緩やかに愛とエロスの乖離は進展していった、ビッグバン以降膨張し距離を深めていく星々のように。物事を分け隔てる人類特有の言語の存在も大きいのだろう。でもこの21番目は人類の根本的な問題なわけで、生殖活動以外にも人類はオートマチック状態では生殖に至るまで成長することすらできないようになっている。こんなに脳が大きいのに自我の芽生えを生贄として人類以外が普遍的に宿すオートマチックな生存と生殖のシステムを手放してしまった。
22,インターネット登場以前、エロスにおける危険と恐怖と言えば性病に罹患するかもしれないということが大きかったはず。現在においても恋愛によって両想いの恋人成立しても性病に罹患しているかしっかり検査してから生殖活動にのぞむことは少ないと思うのでエイズなど性病に感染する危険性を孕んでいるのだろう、経験が無いから想像だけど。
で、20世紀の終わりの北斗の拳も終わる頃インターネットに触れれるようになって、誰でも一人で検索できるようになると決まってリビドーにかられたキーワードを入力するわけなんだろうけど、そこにまっているのは望んでいたエロスというよりも危険と恐怖の方が勝っていたりする。これだから22は21を加速させてしまう。
でも、この現象はグローバル規模で起こっているのだから日本人に限って恋愛離れが起きている説明としては説得力に欠ける。
 今年の漢字に絆や輪が選ばれる今世紀の日本でなぜ恋愛離れが。フェイスブックやらでやたら繋がりあっているはずなのに。
23,『恥の文化』の呪縛説。文化人類学者ルース・ベネディクト『菊と刀』(読んだことない)によれば日本人は古来から普遍的なまでに恥の文化を形成し続けているという。他人、世間といった自分以外の者たちに対して恥をかかないようにと日本人なら誰もが思って暮らしているという。『逃げるは恥だが役に立つ』というドラマ化された漫画も”恥”とは家族、世間、会社などに対しての意味合いを取っている。
 日本の恥の文化に対して欧米では罪の文化を持っているらしい。個々人それぞれの内面に存在する絶対的標準(キリスト教世界の宗教観)としての道徳に基づき考え行動していると。ならなんで欧米でタックスヘイブン利用してパナマ文書で明るみに出て恥かいて国家元首辞任したりする現象あるんだか。そっちこそ発覚しなきゃ知られなきゃOKになってるやん。生まれながらに罪を背負ってる贖罪の意識はどこへ行ってしまったのか。神の目より自由主義、個人主義的側面の方がこのグローバル化した資本主義社会では強いのだろうね。良心や世間体より法律の範囲内なら全部OKとなると道徳の範囲はぐっと小さくなるわけで、咎を背負う者じゃなくなっているのかな。
 
 というわけで、日本人はひと目を気にするシャイな民族なのだ。内弁慶なのだ。積極性に欠け消極的なのだ。儒教思想にとらわれている? 
 うーむ、日本人しか知らないし日本人ともまるで会話をしないから諸外国庶民的との比較などできる立場ではない。恥を知っている。恥に対比するのは名誉や見栄かな。謙遜、これも恥よりの用語。
 道徳の尺度はもはや民族や宗教の枠では捉えられそうにない気もするので、生殖可能年齢の日本人が恥の文化に束縛されて恋愛に踏み切れていないと言い切ってしまうのもどうかと。

えーっと、とりあえず思いつくのとかテレビとかで聞いたようなことはこのくらいかな。
まぁ、どっちにしろ僕には縁の無いこと。30年以上生きてしまってるけど、20代前半からメンタル失調して生きているムダでしかない。もちろん、無職・無収入・恋愛経験ゼロ。家族以外と会話をすることはここ10年くらいほとんど無い。そんな僕にとって、恋愛や結婚は理想であってもフィクションや夢よりも遠い。
 だから、一応でも健康で五体満足でとくに障害や病気が無くセクマイでもなければみんな異性と恋愛すれば良いのにと思っているし、そうしないのが不思議と思わなくもない。

 んー、うちの親なんかは友達と合う度に孫の写真が映ったケータイの待ち受けを見せられるらしく、なら若者が恋をしなくなったというのは誇張かなとも思うところがある。なんだ、今時の若者もちゃんと恋愛して結婚して出産してるじゃないか、少子化とかフィクションなのかな。保育所が足りないともニュースは告げている。

 はぁ、頭が痛い。ひたすら眠りたいけど不眠症だからそれが叶わないし何もしていないのに頭がくたくた。

【追記】:そう言えば日本では恋愛や結婚を避ける理由の一つに経済的な側面が言われているけれど、貧しい国ほど出生率高かったりするから謎が深まる。
例えば、日本人で非正規雇用で最低賃金で短時間のアルバイトのカップルが存在した場合、アフリカやアジア、中南米諸国の貧しい国民よりも経済的に厳しいのだろうか?
シリア難民でもユニセフから送ってくる手紙にも子供の姿があって、経済的に追い詰められているはずなのに子育てをこなしているスペックがあるとすると、日本人の下層階級になってしまっている人はその経済水準より低いということになるのだろうか?なんか、低所得者でも子育てばりばりしてる世帯はスペックが高い生命力が桁違いに強いと感じてしまう。
こういう比較とかは聞いたことがないから、経済学者や社会学者でも比較が難しいということかな。
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