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深淵の脈動
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  • 05/07/07:40

求めていない出会いへの遭遇

www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/264780/ izaイザ・ニュース

11日中に「フェーズ6」 大流行宣言の公算濃厚

izaイザ・ニュースによりますと、新型インフルエンザの地域社会レベルでの感染が拡大しているとして、警戒水準を最高のフェーズ6に引き上げる可能性が高まったとのこと。

てっきり、最近はニュースでも新聞でも新型インフルエンザの現状を報じなくなってきているのでフェーズはむしろ引き下げられるのかと思っていたのだけど、南半球のオーストラリアなんかでは冬到来ということで感染者が急増してしまっているんですね。
日本でも感染者の増加は落ち着いてきているものの、都道府県レベルでの感染が拡大しているそうです。ただ、この新型インフルエンザは豚から人への段階から人から人へと感染するようになったとはいえ、ウィルスの毒性は弱いそうですし、新しくワクチンを開発しなくても一応一般のインフルエンザの薬であるタミフルやリレンザでの治療が可能ということで、パンデミックになってもフォビアに取り付かれるほどのことでも無いように思うのですが。
むしろ、今回の新型インフルエンザは来るべき鳥インフルエンザ(H5N1型)が人から人へと感染しだすXデーに備えてのデモンストレーションとかβバージョンとして捉えておくのが無難なのではないかと思うわけです。
空港での検疫を強化しても、ウィルスの潜伏期間は10日程もあるのだから、水際対策は不可能であることくらい最初から分かっていたことなんです。本当に食い止めようとするならば、鎖国するくらいしか方法はないんですよね。人や物が移動すれば病気も絶対に移動してしまう。そのことはシルクロードを通じてペストがヨーロッパに上陸し、コロンブスが梅毒を持ち帰って来たように大昔から分かっていたことなんです。
しかし、このグローバルまっさかりな現代で鎖国するなんって不可能なので別の対策を考えなくてはいけないのも事実なんですよね。感染の拡大を阻止するために、必要最低限の人と物の移動に留め、マスクや消毒剤、ワクチンを不足することなく行きわたらせる。そして、鳥と豚を一緒に飼わないなど感染の温床となりうる生態系をきちんと管理する。そういった地道な対策を誰もが心掛けていかないとグローバル世界での感染拡大は防げない気がします。
あと、恐いのは、現代人は流行に流されやすいということ。ニュースで報道されている期間だけは血相変えて対策しても、ちょっと時が流れたらもう過去のこととして扱ってしまう。現状という点だけ見ていると、線としての全体を見落とすことになる。そこに隙が生じると思うわけなんです。

ちなみに、新型インフルエンザは真の名をH1N1型と言うそうですが、発生から数ヶ月経っているのに未だにちゃんとした名前で呼んでいないのも変な感じですね。




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