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パワーショットG11とS90を比較
Canon PowerShot G11 《10月中旬登場》
Canon PowerShot S90 《10月中旬登場》
キャノンから『Canon PowerShot G11 』《10月中旬登場》
両機種とも他メーカーのフラッグシップへの対抗意識バリバリ感を伝わらせる代物です。
G11もS90も撮像素子が1/1.7型で画素が約1000万と共通し、一画素辺りの受光量を広げたことで高感度撮影に強くダイナミックレンジも豊かになったが、その他に比較してどこが違うのか。
レンズ:一番の違いはこのレンズでG11はF2.8~4.5の光学5倍ズームであるのに対し、S90は明るいF2.0~4.9の光学3.8倍ズームを搭載している点だろう。
S90のアピールポイントはこのレンズで、パナソニックのLX3を意識していることが伺える。LX3やDP1にDP2もレンズキャップが外付けだし、リコーのGXシリーズもオプションでなければ自動開閉式レンズは取りつけれない。その点S90は最初からレンズが自動開閉式になっているからシャッターチャンスに強いし、レンズキャップの取り外しなどでレンズが傷つく心配もする必要がない。
その他にS90は撮影モードにノスタルジックが付いている。
体積と質量:G11とS90では体積と質量でも大きく違いが生じており、この違いもどちらを選ぶべきかで悩みどころだ。
G11は幅・高さ・奥行きが112.1×76.2×48.3mmと大きく、質量も本体のみで355グラムもある。対してS90の質量は約175グラムとG11の半分以下の軽さだ。ポケットに入れて気軽に持ち運ぶことを考えるとS90の方が便利だ。
撮影枚数:G11は重量が多い分撮影枚数も約390枚とたっぷり撮れる。対してS90は約220枚と物足りない。
G11とS90の画素と撮像素子以外の共通点としてはAFB(オートフォーカスブラケティング)・先幕&後幕シンクロ・RAWでのデータ保存機能が搭載されていることも注目したい。
両機種とも写真の撮影機能に力を注いだ分、動画撮影機能はハイビジョンが可能というわけでもなく、その辺りは平凡でインパクトが無い。ただ、これは手抜きと言うよりもハイスペックでマニュアル機能が搭載されたコンパクトデジタルカメラの市場をマーケティングした結果、このクラスのユーザーは動画撮影にはそれほどこだわっていないことが判明したのではないかと思う。
G11にあって、S90には無い機能は、バリアングル機能、NDフィルター、クイックでの撮影モード・ファインダーが主なところだろう。
G11はさすがにフラッグだけあって機能が充実している。まさに体積と質量以外はケチを付けるところが無い印象を受ける。
それにしても、既に価格・comではG10よりもG11の方が安くなっているのだけど、画素数はこんなに価格と連動していたっけ(謎)
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